新年といえば初詣ですよね。
初詣の際に、神社では参拝に訪れた人に甘酒が振る舞われることがあります。
人によっては、甘酒を楽しみにして初詣に参拝する人もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしこの甘酒、飲んだ後に「アルコールが含まれているのでは?」と不安になる方もいらっしゃると思います。
車を運転する予定がある方は特に気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- 初詣の甘酒にはアルコールが含まれるのか?
- 初詣の服装のマナーについて
- アルコールの分解を早める方法とは?
これらのことについて書いてみました。
是非、参考にしてください。
初詣の甘酒にはアルコールが含まれるのか?
初詣に自動車で訪れる人にとって、甘酒は飲んでいいのかどうか悩むことがあると思います。
「甘酒を飲んだことにより飲酒運転になるかも……」と思うと飲めませんよね?
しかし、安心してください。
甘酒にはアルコールが含まれているものと含まれないものがあるからです。
まず、アルコールが含まれない甘酒は、米麹(こめこうじ)を発酵させてデンプン質を糖化して甘みを出している飲み物で、これは子どもも飲んでも大丈夫です。
次に、アルコールが含まれている甘酒は、原材料に酒粕(さけかす)が使用されているものになります。
こちらは砂糖などで甘みを付けることが多いようで、米麹で作ったものよりも甘味が強く高カロリーな品のようですね。
一般的に市販されている甘酒のアルコール度数は1%以下であり、これは法律上ですと清涼飲料水に該当します。
しかし、「アルコール度数低いから、いくら飲んでも飲酒運転にはならない!」と考えるのは非常に危険です。
アルコール度数低いとは言え、甘酒を飲むと酔っ払うことは間違いありませんし、飲酒運転の有無の確認に使われる呼気検査に引っかかることもあります。
特に、呼気検査はお酒を飲んだ量ではなく、呼気中のアルコール濃度が一定数値以上であるかどうかで判別するため、少量のアルコールしか含まない甘酒でも飲酒運転とみなされる可能性があります。
甘酒を飲んだ後に自動車を運転する予定がある方は、あらかじめ神社の関係者に甘酒にアルコールが含まれているかどうかの確認をした方が良いかと思います。
甘酒を飲んだ後で車の運転をするのはいつから?
うっかりアルコールを含む甘酒を飲んでしまい、車の運転をいつからしていいのかわからなくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
参考として、成人男性がアルコールを含む飲料を飲んだ場合、アルコールが抜けるまでの時間はおよそ8時間必要とされています。
ただし、アルコールの分解速度には個人差がありますし、男女や体格の違いなどでも大きく差がでてしまいます。
また、間違いなくこの時間が経過すれば問題ないとは言い切れないことも忘れてはいけません。
そのため、車を運転する予定がある人は「甘酒だから大丈夫」だと慢心せずに、アルコールを摂取しないように注意しましょう。
「呼気検査に引っかからなければ大丈夫」ではなく、「そもそもアルコールを飲んだ後は車を運転しない」ことが重要です。
アルコールの分解を早める方法とは?
甘酒をうっかり飲んでしまうと「車を運転できないとまずいけど、飲酒運転はしてはいけない。どうすれば……」と悩むことになります。
当然、飲酒運転は厳禁ですが、アルコールの分解には時間がかかってしまいます。
そのため、どうにかアルコールの分解を早めることは出来ないかと悩む方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、すぐに出来るアルコールの分解を早める方法をご紹介させていただきます。
水分を摂取して排出を促す
アルコールを分解して早く排出するためには水分が必要です。
そのため、最低でも飲んだ甘酒と同じ量の水分を飲むと良いかと思います。
当たり前ですが、この水分はお茶や水などのアルコールを含まない飲料を選びましょう。
足のツボをマッサージをする
アルコールを分解する肝機能を活性化するツボがあるので、それを刺激して分解を早める方法があります。
「大衝(たいしょう)」と呼ばれる足の甲にある部分がそれで、足の親指と人差し指の間から足首の方向へ骨の谷をなぞって行くと骨の合流地点が見つかります。
この部分が大衝です。
ここをゆっくりと押しこむように刺激を与えます。
5~7回ほどに区切って押すようにマッサージすることを、3~5分間ほど続けてみましょう。
軽い痛みがあるかと思いますが、痛みを感じる程度の強さでマッサージを行うことが良いとされています。
初詣についてその他の情報
初詣についてその他の情報は、以下の記事にまとめています。
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破魔矢の処分方法やその時期と違う神社でも良いのかをくわしく紹介
お守りの処分方法といつすべきかや違う神社でも良いのかについて紹介
初詣の赤ちゃんの服装はこれ!ベビーカーや注意点などをくわしく紹介
初詣はいつからいつまでに行けば良いのか?混雑しない時間帯も紹介
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まとめ
甘酒はその名前の通り甘く、子どもでも飲むことが出来ます。
美味しく飲むことも大切ですが、車を運転する方は飲まないように注意しましょう。