CardWirthシナリオ感想・おすすめ『鬼隻-キセキ-』 | ごろん小路。

CardWirthシナリオ感想・おすすめ『鬼隻-キセキ-』

名作フリーゲーム「CardWirth(カードワース)」のシナリオの情報をまとめたものになります。

主に、実際にプレイしたシナリオに対する個人的な感想になります。

今回は『鬼隻-キセキ-』です。

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鬼隻-キセキ-


■『鬼隻-キセキ-』 ぷいぷい様 対象レベル:3~5



張り紙から抜粋【 あなたは不思議な「紅い蝶」に導かれ石の記憶と共に旅をする
それは互いを想う双子の巫女のせつない物語】


ある依頼の帰り道。

辺りは暗くなり、さらに霧も出てきた。

ふと視線を道端にやると、小道の片隅で小さい石像を見つけた。

それは、二人の子どもが寄り添うような姿をしていた。

東洋の世界で言う「地蔵」と呼ばれるものだったと、冒険者は思い出した。

不思議な感覚に導かれるように、冒険者はその地蔵を触った。

その瞬間、二人を引き裂くように地蔵に亀裂が走る。

直後、強烈な目眩とともに、冒険者は地蔵の前に膝をついた。

霧が揺蕩う森の中で、冒険者の意識は徐々に闇の中へと沈んでいった。

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しばらくして意識を取り戻すと暗い森の中なのは確かだが、酷く現実感が無い場所に冒険者は立っていた。

どうも先程の森とは違うようで、先程までは無かった長い階段が目の前に存在している。

「またまた厄介事じゃないか!」

悲嘆に暮れる冒険者だったが、ふと気配を感じて振り向くと、そこには「紅い蝶」が舞っていた。

「紅い蝶」が誘うように瞬いている。

当然罠の可能性を懸念したが、他に手がかりなどもなく、冒険者はとりあえずこの蝶の導に従って歩き出したのだが……。


総括すると、独特なホラー路線を貫くシナリオ。

readmeにもあるように、このシナリオはとあるゲームをモチーフにした作品となっている。

相当昔のゲームだが、複数の続編が出ている他、ニコニコ動画などで実況動画が盛り上がったので知っている人は多いかもしれない。

このゲームのことを知っていると、シナリオの背景が少しばかり読めるので面白い。

もちろん、筆者のようにゲームのことを知らなくても楽しめるおすすめシナリオである。

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注意事項

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