この季節になるとお子さんの入学式や卒業式がありますよね。
入学式や卒業式に出席するためのスーツを着てみたら、ファスナーが上がらないということがあると思います。
しかし、「新しいスーツを買うのは抵抗がある……」「そんな時間がない!」という方もいらっしゃることでしょう。
特に時間がないというのはちょっとどうしようもないですよね。
何とか今のスーツを着られるようにする方法が欲しいところです。
そこで今回の記事では、スカートのファスナーが上がらない場合の対処方法についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
スカートのファスナーが上がらない場合の対処方法
スカートの履き方を工夫する
スカートのファスナーが上がらない場合の対処方法として、もっとも簡単なのがこれになります。
すぐに実践可能な方法なので、時間がないという方にもピッタリですよ。
まず、立った状態でスカートを膝の位置まで履き、その状態のまま足を交差させます。
そこから上半身を前方に斜め45°ほど倒しましょう。
そして、上半身を起こしながらお尻の筋肉に力を入れます。
こうすることにより、骨盤が締まりお尻とお腹の筋肉が伸ばされて細くなります。
最後にスカートのファスナーをゆっくりと上げていきましょう。
人間は仰向けに寝た状態になると、お腹周りの脂肪や内臓が下へ移動することを利用したものになります。
やり方としては、まず立った状態でスカートを履けるところまで履きましょう。
この時ファスナーは身体の前側にあると作業が楽になります。
次に、仰向けに寝た状態になり、スカートのファスナーをゆっくりと上げていきましょう。
これでOKです。
ちなみに、この方法はスカート以外にもズボンなどにも使えるので覚えておくと役に立つでしょう。
スカートの履き方以外の方法
こちらは道具が必要であったり、時間がかかるなどの問題がありますが、上記の方法よりも効果がある場合が多いでしょう。
スカートのファスナーが上がらない原因の一つに、ファスナー部分の滑りが悪いことが挙げられます。
ファスナーは普通ならサッと上げられるのですが、滑りが悪いと何度もつっかえてしまうことも珍しくありません。
これを解決するためには「ろうそく」を使用すると良いでしょう。
引き戸の滑りが悪い時に使う方法と基本的には同じです。
手順としては、
・歯ブラシをファスナーの滑りが悪い部分に擦り付ける
以上になります。
注意点として、ろうそくそのものを直接ファスナーに擦り付けると大変なことになってしまいます。
ろうそくは必ず歯ブラシなどに付けてから、それをファスナーに擦り付けるようにしましょう。
何度もファスナーを上げ下げしていると、歪んだり壊れたりすることがあります。
そういう場合は、ペンチなどを使って歪んでいる部分を調整することが出来ます。
ただし、正常な状態以上に曲げてしまうと、その部分から今度は動かなくなるなどのトラブルが起きる可能性があります。
もしもこの作業を行う場合は、慎重に調整をするようにしましょう。
また、ファスナーの部分が生地を巻き込むということもあります。
そのまま逆方向へファスナーを引いて、巻き込んだ部分から離れれば大丈夫ですが、それが上手くいかないこともあるでしょう。
こういった場合は、マイナスドライバーなどを使い、生地を巻き込んだファスナー部分に隙間を作ってやると良いです。
この作業も、上記と同様ファスナーが壊れる可能性があるので、慎重に作業をしていきましょう。
まとめ
入学式や卒業式で着るスーツが上手く着れなかったら焦りますよね。
特に時間がない場合は本当に大変なことになってしまいます。
そういった事態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。