3月になると高校では卒業式が行われます。
しかし、風邪などにより卒業式を欠席せざるを得ないことがあるかと思います。
通常であれば、風邪が治ってから学校へ行けばよいですが、卒業式後はどうすれば良いのかよくわからず、悩んでしまいますよね。
卒業証書をはじめ、受け取る必要がある書類などがあるので、しっかりとした対処方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、高校の卒業式を欠席する場合の対処方法について、お伝えさせていただきます。
高校の卒業式を欠席する場合の対処方法はこれ!
高校の卒業式を欠席する人は普通に存在します。
風邪やインフルエンザなどの体調不良、大学受験などの理由が多いでしょうか。
筆者が高校を卒業する時でも、学年全体で数人は欠席している状態でしたしね。
これが大学の卒業式になると、欠席する学生の割合はさらに高く、全体の10%前後が欠席することも珍しくありません。
大学の場合は、すでに就職先での研修に参加していたりなどの理由が挙げられます。
あるいは、単純に面倒くさいという理由の人もいることでしょう。
ですので、高校の卒業式を欠席せざるを得ない状態になっても特に問題はありません。
そして、高校の卒業式を欠席する場合に気になるのが「卒業証書」と「欠席数」です。
卒業証書の受け取り方は?
まず、卒業式で受け取る「卒業証書」ですね。
卒業証書は、卒業式後に自分で高校に取りに行くのが基本になります。
卒業証書以外にも、受け取るものがあることがほとんどですし、高校に置いてある自分の荷物を持って帰る必要もありますしね。
どうしても自分が高校に行くことが出来ない場合は、保護者の方と相談して自分の代わりに卒業証書を受け取りに行ってもらうことをお願いするという方法もあります。
あるいは、何らかの事情により、自分も含めて家族の人たちが卒業証書の受け取りに高校へ行くことが難しいこともあるでしょう。
その場合は、卒業証書を含めた荷物を郵送してもらうという方法があります。
ただし、郵送を高校へお願いする場合は、高校側としっかりと相談をした上で荷物を送ってもらうように注意してください。
卒業証書以外に、郵送してもらいたい荷物がどこにどれだけあるのかを伝える必要がありますからね。
郵送されてきた荷物を受け取った後は、高校へ荷物を受け取ったことと、お礼を伝えるのを忘れないようにしましょう。
また、上記以外だとあまり多くはありませんが、高校と自宅の距離が近い場合は、担任の先生が自宅まで卒業証書を持って来てくれることもあるようです。
欠席数について
卒業式は正式な学校行事であるため、欠席した場合は欠席数に含まれます。
出席日数に余裕がある場合は、問題なく卒業可能なのですが、出席日数が足りなくなった場合は、学校によっては問題になる可能性があります。
最悪の場合は、高校を卒業出来ない可能性も考えられます。
そのため、高校側としっかりと相談をして、卒業式を欠席して出席日数が足りなくなった場合は、どういった扱いになるのかを確認するようにしましょう。
例えば、「卒業式の後日の出席で卒業扱いとする」などが挙げられますね。
あるいは、就職先での研修に参加するなどの事情により、事前に卒業式への出席が不可能であることがわかっている場合は、担任の先生や学生課などと相談しておくと処理がスムーズになります。
また、卒業式の欠席は特別なものとしては扱われません。
欠席数が普通の日に比べ多くなることはあり得ますが、卒業後の進路や内定などに影響が出ることはまずないでしょう。
高校側も、わざわざ卒業式を欠席したことを外部へ伝えるようなことはしないでしょうしね。
まとめ
高校の卒業式を欠席することになると慌ててしまいますよね。
そんな事態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。