スパイスの中に「ナツメグ」と呼ばれるものがあります。
ひき肉を用いる料理などに使われることがありますが、それ以外だとどんな料理に使うのか、よくわかりませんよね。
また、ナツメグには身体対してどのようなに良い効果があるのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ナツメグを料理に使う際の使い方はこれ!
- ナツメグの効果とは?
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
ナツメグを料理に使う際の使い方はこれ!
1・ハンバーグに入れる
「ナツメグと言えばハンバーグ」というほど定番の組み合わせですね。
ナツメグを加えることにより、ひき肉の臭みを消し、旨味を引き立ててくれるのです。
もちろん、他の調味料を加え、さらに旨味を引き出すことも出来ます。
ハンバーグ以外の挽肉料理にも使用可能で、ロールキャベツやミートローフなどもナツメグを加えることで、より美味しくすることが出来ます。
2・乳製品に入れる
ナツメグはひき肉料理以外にも、乳製品との相性がとても良いスパイスです。
バターや生クリームなどを使う料理に加えることで、独特の臭みを消し去ることが出来るからですね。
例えば、クリームスープやホットチョコレート、ホワイトソースなどにナツメグを少量加えるだけでとても美味しくなります。
あるいは、クッキーなどの焼き菓子にナツメグを入れて、より甘さが引き立つようにすることも出来ます。
3・ジャガイモを使った料理に入れる
シチューやマッシュポテトなど、ジャガイモを使った料理にもナツメグは優れた相性を発揮します。
これらの料理にナツメグを加えることで、ジャガイモ特有の青臭みを消し、素材の甘みを引き出すことが出来ます。
例えば、コロッケなどは上記にもあるひき肉も材料に使うことから、ナツメグと非常に相性が良いと言えるでしょう。
また、ホウレンソウなどの臭いが苦手という場合も、ナツメグで臭いを消すことが出来ます。
ナツメグの効果とは?
ナツメグを料理に使うのであれば、どういった効果をもっているのかも知っておきたいですよね。
ナツメグはミネラルとビタミンがとても豊富であり、
銅・マンガン・ビタミンA・ビタミンB1、B2・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなど
といったように、とても多くの栄養素に恵まれたスパイスです。
また、胃の粘膜を保護して胃腸の調子を整え、消化を助ける作用をはじめ、疲労回復や冷え性改善などにも効果があります。
オイゲノールという香り成分により、口臭を気にしている人にもおすすめです。
肉体的なもの以外だと、ナツメグの香りは精神を落ち着かせる作用があるため、ストレスを感じやすい人や作業に集中したい人は大きな助けになることでしょう。
ただ、ナツメグを食べる予定の方が妊婦である場合は注意が必要です。
ナツメグには通経作用があり、時代によっては堕胎薬として使われていた過去があります。
そのため、微量であっても胎児への影響が心配されるので、ナツメグの摂取は絶対にしないようにしましょう。
また、生のナツメグには毒性があるため、必ず加熱する料理に使用するようにしましょう。
生のナツメグを摂取すると、痙攣・嘔吐・動悸・全身の痛み・脱水症状などの症状が現れる可能性があります。
死亡事故は滅多にありませんが、公式には2例報告されているため、ナツメグの過剰摂取は控えておくのが無難でしょう。
まとめ
ナツメグはハンバーグなどの料理を美味しくすることが出来るスパイスです。
上手に使って素晴らしい料理を作りたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。