「SSD」はその機能上高音になることが多いパーツです。
大切なデータを守るためにも対策を講じたいですが、そもそもどのくらいの温度になっているのかがわからないと対処が難しいと思います。
またSSDの適正温度や温度を下げる方法も知っておきたいですよね。
そこで今回の記事では、
- Windows11でSSDの温度を確認する方法とは?
- SSDの温度の適正はどのくらい?
- SSDの温度を下げる方法は?
これらの情報をまとめてみました。
Windows11でSSDの温度を確認する方法とは?
Windows11でSSDの温度を確認する方法には、大きく分けて2つのやり方があります。
元々Windows11に備わっている機能を使用するものと、フリーソフトを使う方法です。
まず、元々Windows11に備わっている機能を使用するやり方ですが、これは以下の手順で実行できます。
2・設定の左メニュー「システム」をクリック
3・表示された項目にある「ストレージ」をクリック
4・表示された項目にある「ストレージの詳細設定」をクリック
5・「ディスクとボリューム」をクリック
6・温度の確認をしたいSSDを探し、その「プロパティ」をクリック
7・「ドライブの正常性」の項目にある温度をチェック
以上です。
少々手間ではありますが、この手順を実行すればすぐにSSDの温度を確認することができます。
次はフリーソフトを使用する方法になります。
こちらはHDD/SSDの健康状態をチェック機能がある「CrystalDiskInfo」を使用します。
提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、ページ下部にある「通常版」下の「ZIP (XP-)」ボタンをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、「DiskInfo32.exe」または「DiskInfo64.exe」または「DiskInfoA64.exe」から起動します。
本ソフトを起動すると、画面に使用しているHDD/SSDの健康状態・温度が表示されます。
SSDの温度の適正はどのくらい?
SSDの温度の適正は一般的に「0~60℃」だとされています。
実質的には60℃以下であれば、適正温度で使用していると言えるでしょう。
逆に、60℃を超える温度になると熱暴走を防ぐ安全装置が働くため、パソコンの動作を遅くしたり停止させたりすることで適正温度に維持しようとします。
何らかの作業中にパソコンが強制的にシャットダウンしたり、データを正常に保存できないなどの悪影響が現れる可能性が懸念されます。
SSDの温度を下げる方法は?
SSDの温度を下げる方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。
2・負荷の高い処理を行わせない
3・パソコンの使用環境を変える
4・強力なファンを導入する
5・パソコン用冷却グッズを利用する
以上です。
1番目の「パソコンの通気口や冷却ファンを掃除する」はそのままですね。
通気口や冷却ファンにホコリが溜まっていると、風通しが悪くなりパソコンが放熱しにくくなります。
結果、SSDの高熱化に繋がる可能性があります。
そこで、エアダスターなどを使ってパソコン内部を掃除していきましょう。
また、放熱のしやすさを維持するために、パソコンの通気口をはじめ、その周囲には何も物を置かないようにすることも重要です。
2番目の「負荷の高い処理を行わせない」もそのままですね。
例えば、大容量ファイルのデータ移行を連続で行ったり、動画編集ソフトやイラストソフトなど、パソコンのメモリを圧迫するような重いソフトを複数同時しようすることが該当します。
こういった作業が多く存在すると、SSDの高熱化が常態化する恐れがあります。
このあたりは、外付けHDD・SSDなどに大容量ファイルのデータ移行を行うとはっきりとわかります。
3番目の「パソコンの使用環境を変える」とは、室内の温度などを変えることを指しています。
一般的に、パソコンを使用する際の適切な室内温度の目安は、「夏場は28℃、冬場は20℃」だとされています。
そのため、この温度を目安として、作業環境を変えることでSSDの高熱化を予防します。
例えば、エアコンなどの冷房器具を使って室温を下げれば、それだけSSDの発熱への対策となります。
また、直射日光が当たるような場所は避けるか、カーテンなどの遮蔽物を使って対策をすることも効果的です。
これは4番目の「強力なファンを導入する」も同様で、パソコンの冷却効果を向上させるために高性能のファンを導入するわけですね。
最後の「パソコン用冷却グッズを利用する」は主にノートパソコンへの対策となります。
市販されているノートパソコン用冷却スタンドや冷却シートなどを使うことで、パソコン全体を冷やして発熱へ対処します。
とくにノートパソコンは熱への対処が難しいことが多いため、こういったグッズを使うことも効果的です。
また、デスクトップ型のパソコンの場合は、少々乱暴ですがパソコンケースのカバーを外して、パソコン内部へ向けて扇風機の風を当てるやり方もあります。
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まとめ
Windows11でSSDの温度を確認する方法には、大きく分けて2つのやり方があります。
元々Windows11に備わっている機能を使用するものと、フリーソフトを使う方法です。
また、SSDの温度の適正は一般的に「0~60℃」だとされています。
実質的には60℃以下であれば、適正温度で使用していると言えるでしょう。
逆に、60℃を超える温度になると熱暴走を防ぐ安全装置が働くため、パソコンの動作を遅くしたり停止させたりすることで適正温度に維持しようとします。
何らかの作業中にパソコンが強制的にシャットダウンしたり、データを正常に保存できないなどの悪影響が現れる可能性が懸念されます。
最後に、SSDの温度を下げる方法としては、以下のようなやり方が挙げられます。
2・負荷の高い処理を行わせない
3・パソコンの使用環境を変える
4・強力なファンを導入する
5・パソコン用冷却グッズを利用する
以上です。