早朝、会社に出勤するために車に乗り込むと、フロントガラスが結露で真っ白になっていませんか?
冬場は様々な場所で結露が発生するようになります。
車のフロントガラスで結露が発生すると非常に危険ですよね。
止まっている状態ならまだましですが、運転中に曇ってしまうのは何とか防止したいところです。
そこで今回の記事では、
- 車のフロントガラスに結露が出来る原因とは?
- 車のフロントガラスの結露防止方法について
これらのことについてお伝えさせていただきます。
車のフロントガラスに結露が出来る原因とは?
車のフロントガラスの内側に結露が出来る原因は「外気と車内の温度差」と「車内の湿度」の2つが挙げられます。
これだけだとわかりにくいと思いますので、具体的に例を上げますと、夏の暑い日に冷たいジュースをコップに注ぐと、コップの周囲に水滴が大量に付着しますよね?
夏の暑い外気の中にある水分が、冷たいコップに接触することにより気体から液体に変化したわけです。
このコップと同じように、冷たい外気によってフロントガラスが冷やされ、そのフロントガラスに車内の空気中にある水分が接触することにより結露が発生するというわけです。
ちなみに、「車内の空気中にそんな水分があるの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、人間は何もしてい状態でも汗をかきます。
睡眠時を思い起こしていただければわかりやすいと思いますが、朝起きた時に布団が湿気ていますよね?
それと同じように、車内には人体から放出された水分が残っているわけです。
ご家族の方と一緒に外出するために、複数の人間が乗車する場合は特に湿度が上がりやすいでしょう。
また、車内に蓋を開けたままにしているコーヒーやジュースなどが存在していると、そこから水蒸気が発生して車内の湿度が高くなる原因になることがあります。
次に、フロントガラスの内側に汚れが付着している場合です。
フロントガラスに汚れが付着していると結露も細かいものになり、著しく視界を遮ってしまいます。
埃などの一般的な汚れもそうですが、車内でタバコを吸う人の車のフロントガラスはとても結露しやすいです。
喫煙者の方は特に注意が必要だと思います。
車の掃除を行う際はフロントガラスの外側だけでなく、内側も定期的に掃除することをおすすめします。
最後に、これはあまり可能性は高くないかと思いますが、車に雨漏りが発生しているために車内の湿度が高くなり、これが結露の原因になっていることがあります。
「雨の日の翌日、車内のカーペットを調べてみたらいつの間にかビチャビチャになっていた」というような、あきらかな異常がある場合は雨漏りを疑った方が良いかと思います。
その際は、すぐに雨漏りを改善するために車の修理などを検討しましょう。
車のフロントガラスの結露防止方法について
車のフロントガラスの結露防止方法について、お手軽に出来るものをご紹介させていただきます。
是非、試してみてください。
窓を開けて換気をする
車内は気密性が高いため、少し窓を開けるだけでも結露に対して効果があります。
雨の日でも、ドアバイザーが装着されていれば窓を少し開けて空気を換気することが可能です。
こうするこで、「外気と車内の温度差」を少なくして結露が発生しにくい状態にするわけですね。
エアコンの外気導入を使って湿度を下げる
車内のエアコンの外気導入モードを使用することにより、外にある乾燥した空気を車内に取り込み湿度を下げることができます。
こうすることにより窓を開けて換気をする時と同じ効果が得られるようになります。
デフロスターを利用する
デフロスターは、エンジンの排熱を利用してフロントガラス下部から温風を送る機能です。
これを使うことにより、結露が発生しているフロントガラスの表面を乾燥させ水滴を除去することが出来ます。
また、リアガラスなどにある熱線デフォッガーもこれと似た機能を持っています。
熱線デフォッガーの場合は、ガラスにプリントされている熱線でガラス表面を熱することにより曇りを除去します。
ただし、電力消費が激しいため長時間の使用はおすすめできません。
フロントガラスの内側をきれいに磨く
フロントガラスに埃などの汚れが付着している場合も、結露が発生する原因になります。
特に喫煙者の方の場合は、フロントガラスが非常に曇りやすいため、定期的にガラスクリーナーなどでフロントガラスの内側を拭いて下さい。
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まとめ
フロントガラスに結露が発生すると非常に鬱陶しいものです。
安全のためにも、しっかりとした対策を立てておく必要があります。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。