「子供が乾燥肌になって辛い思いをしている」
このような事態に悩んでいるお母さんは多いのではないでしょうか?
乾燥肌でかゆそうにしている子供を何とか助けてあげたいですが、何が乾燥肌の原因となっているのかわからないと対策を講じにくいですよね。
そこで今回の記事では、
- 乾燥肌に子供がなる原因はこれ!
- 乾燥肌から子供を守る対策方法はこのやり方で!
これらのことをお伝えさせていただきます。
乾燥肌に子供がなる原因はこれ!
「乾燥肌」とは、角質層の水分量や皮膚から分泌される皮脂が減少することにより、肌の表面がカサカサしたりつっぱったりする状態のことを指します。
そして、子供が乾燥肌になりやすい原因は、大人の肌と比べて水分を体内に留める働きが未熟であるためです。
子供の皮膚は大人よりも薄く、皮脂の分泌量が少ないことも乾燥肌になりやすい原因だと言えるでしょう。
これは、子供は身体の中にある水分の総量が少ないため、肌の角質を健康な状態で維持することが難しいとも言えます。
本来皮膚の角層は、外界からの刺激や異物の侵入から身体を守るバリアとして機能をもっているのですが、乾燥肌によってこの機能がうまく働かなくなると、バリアとしての役割を十分に果たせなくなっているのです。
その結果、アレルゲンなどが皮膚へ侵入しやすくなったり、ちょっとした刺激に敏感に反応し、炎症などといった肌トラブルが起こりやすくなるわけですね。
また、子供が乾燥肌になるとその肌部分にかゆみが生じることがあります。
大人でも乾燥肌によるかゆみは辛いものですが、子供の場合は我慢出来ずに肌をかきむしってしまうことがあるので注意をして上げる必要があります。
乾燥肌へ強い刺激を加えると、さらに症状が悪化してしまう悪循環に陥ることも考えられますからね。
それ以外にも、肌の乾燥が悪化するとあかぎれやひび割れなどになり、そこから雑菌が皮膚内に侵入して、とびひやアトピー性皮膚炎を引き起こしてしまうこともあるので注意をしてあげてください。
乾燥肌から子供を守る対策方法はこのやり方で!
1・肌の保湿を行う
子供が乾燥肌になることを防ぐ方法で、最も効果的なのが「肌の保湿」です。
具体的には子供に軟膏や保湿クリーム、ベビーローションなどの保湿剤を使うのがおすすめですね。
子供は大人とは違い、自分の身体の異常をはっきりと口に出せないことが多いです。
幼児などは特にそれが顕著です。
そのため、大人側が肌の状態をチェックしてあげることが大切です。
2・入浴時に注意する
寒い季節になるとお風呂の温度を高くするご家庭も多いかと思いますが、お湯の温度が高すぎると乾燥肌の原因となる子とがあります。
というのも、42℃以上のお湯に長くつかっていると、皮脂やお肌の保湿成分が流れ出してしまうからです。
大人と比べると子供の皮膚が薄いということも拍車をかけます。
そのため、38~40℃くらいのぬるめの湯に、10~20分ほどつかると良いでしょう。
また、お風呂ではゴシゴシと肌を擦ることはせず、石けんをたっぷりと泡立てて、素手で優しく洗ってあげましょう。
保湿性効果が高いボディソープや入浴剤の使用もおすすめですね。
3・部屋の湿度を調整する
室内などでは加湿器を使用するなどして、空気の乾燥を緩和することで子供の乾燥肌予防とすることが出来ます。
室内での快適な湿度は40~60%だと言われているので、これを目安とすると良いでしょう。
市販されている加湿器があれば良いですが、無いのであれば濡れタオルをハンガーに吊るしておくだけでも効果があるのでおすすめですね。
また、冬はストーブやエアコンなど暖房設備を使う機会が増えますが、室内の温度が上がれば湿度は低くなるので注意をしておきましょう。
4・規則正しい生活や食事を心がける
不規則な生活による寝不足や暴飲暴食は身体の代謝が低下を招くため、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり周期)を乱します。
そのため、早寝早起きといった規則正しい生活サイクルと、栄養バランスがしっかりとした食事が乾燥肌予防に効果的です。
食事に関しては、ウナギ・レバー・ニンジンなどのビタミンAや、豆類・たらこ・植物油などのビタミンEを積極的に摂ることを心がけると良いでしょう。
また、刺激物は血管を拡張させ、肌のかゆみが増す原因となることがあります。
子供がすでに乾燥肌になっている場合は、カレーやエスニック料理などの刺激が強い料理は避けた方が無難です。
5・子供の水分補給に注意をする
子供は大人よりも身体が小さいため体内の水分が少ないです。
子供は汗を多量にかくことも拍車をかけます。
夏は脱水症状などを避けるために、子供の水分補給に注意をする方は多いかと思いますが、子供の乾燥肌を予防する上で水分補給が大切になります。
また、1日に必要な水分摂取量は子供の年齢によっても異なりますが、一度に多量に飲ませると子供の身体に負担をかけてしまいます。
水の飲み過ぎでお腹を壊してしまうことも考えられますからね。
そのため、水分補給はこまめに飲ませることをおすすめします。
エモリカ 薬用スキンケア入浴液 フローラルの香り 本体 450ml 液体 入浴剤 (赤ちゃんにも使えます)
乾燥肌に関するその他の情報
まとめ
子供が乾燥肌になっている状態を見るのは本当に辛いですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。