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しいたけの食中毒の症状はこれ!潜伏期間についても紹介

「しいたけ」を食べることで食中毒になる可能性があることをご存知でしょうか?

しいたけは食用キノコですが、生のまま食べると食中毒になることがあるんです。

しかし、しいたけの食中毒の具体的な症状がわからないと、判別できないですよね。

また、潜伏期間についても知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • しいたけの食中毒の症状はこれ!
  • しいたけの食中毒の潜伏期間とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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しいたけの食中毒の症状はこれ!

しいたけの食中毒の症状では、具体的には以下のようなものが挙げられます。

1・お腹や背中にかゆみのある湿疹が現れる
2・身体の一部が虫刺されのような発赤や紅斑が現れる
3・身体の一部が線状に赤くミミズばれのように腫れる
4・腹痛や下痢

以上です。

この中でも、1~3番の身体に強いかゆみが現れる症状は、「しいたけ皮膚炎」の特徴として知られています。

意外なことですが、私たちが日頃から食べているしいたけには人体に有害な成分が含まれています。

この毒成分は「ホルムアルデヒド」と呼ばれ、「しいたけ皮膚炎」はしいたけに含まれている「ホルムアルデヒド」を過剰摂取することによって現れる症状のことです。

しいたけ皮膚炎による湿疹は非常にかゆみが強く、大人が我慢できないほどになることもあるので注意をしておきましょう。


また、このしいたけ皮膚炎の原因となるホルムアルデヒドは、調理による加熱処理によって無害化するのですが、加熱処理が中途半端だったりすると毒性をもったままになってしまうわけですね。

そのため、しいたけを生食・生焼けの状態で食べることはせずに、しっかりと加熱した上で食べるようにするとしいたけ皮膚炎の予防に繋がります。

ちなみに、しいたけが生焼けの状態かどうかを見分けるポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

1・しいたけのかさ(茶色の部分)にしわができている
2・しいたけのかさがしんなりして、生よりも少し小さくなっている
3・しいたけのかさの中(白い部分)に水分が浮き出ている

以上です。

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このように、しいたけの「かさ」に注目するのがポイントになります。

そのため、しいたけを調理する際は、これらのポイントを抑えておくことで食中毒を予防することができるようになります。

しいたけの食中毒の潜伏期間とは?

しいたけの食中毒症状のうち、腹痛や下痢などはわりとすぐに現れることが多いです。

しいたけを食べてから数時間以内が目安でしょうか。

逆に、しいたけ皮膚炎の場合は潜伏期間が非常に長いことが特徴です。

かゆみなどの症状が現れるまでには、おおよそ1~4日ほどの時間がかかることが多いです。

そのため、生焼けのしいたけを食べた直後は何ともなくても、数日後に酷いかゆみに襲われて苦しむといった事態が発生することになります。

しいたけを食べてから時間が経過してしまっているため、しいたけが原因でかゆみなどの症状が現れていることに思い至らない人も多いことでしょう。

ですので、しいたけはしっかりと加熱処理をして食べるよう注意をする必要があるわけですね。

また、しいたけ皮膚炎の治療のために病院を受診する場合は、皮膚科を受診すれば大丈夫です。

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まとめ

しいたけは美味しい食材だからこそ、安全に食べたいものです。

しいたけによる食中毒になることを防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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