口の中を噛んで「口内炎」になることがあります。
人によっては頻繁に口の中を噛むこともあるので、口内炎の痛みなどに日常的に悩まされることも考えられます。
しかし、具体的な予防方法などがわからないと対処が難しいですよね。
そこで今回の記事では、
- 口の中を噛んで口内炎ができる原因はこれ！
- 口の中を噛むことを予防する方法とは？
これらのことをお伝えさせていただきます。
口の中を噛んで口内炎ができる原因はこれ！
口の中を噛んで口内炎ができる原因は、口の中の傷口から細菌が侵入するためです。
こういった口内炎は「カタル性口内炎」と呼ばれます。
歯で舌や頬の内側を噛む以外では、固いものや鋭い形状の食べ物を食べて口内が傷つくことや、歯科矯正や歯の詰め物などによって口内に傷がつくことでも口内炎になることがあります。
そして、口の中をよく噛むといった場合は、「疲労や体調不良」・「肥満による肉の張り出し」・「筋肉のたるみ」などが原因として挙げられます。
１つ目の「疲労や体調不良」はわかりやすいですね。
疲労や体調不良などで身体の調子が悪い場合、顎の運動をうまく制御できないことがあるからです。
通常時であれば問題ない動作でも、風邪などの非常時にはおかしくなるというわけです。
２番目の「肥満による肉の張り出し」とは、身体が太ってしまうと頬の部分に肉が増えることがありますよね。
その場合は内側にも肉が張り出してきます。
その結果、口の中が物理的に圧迫される関係上、口内を噛む可能性が高くなってしまいます。
最後の「筋肉のたるみ」とは、加齢に伴う頬のたるみやあまり口を動かさない、噛む回数が少ないことによって生じます。
また、「口内の同じ場所をよく噛む」・「口内の同じ場所に口内炎が発生する」といったことがあるかと思います。
これらの場合は、以下のような可能性が考えられます。
２・歯が尖っている
３・歯の被せ物があっていない
４・顎関節症などの病気
以上です。
どれも自力での解決が難しいかと思いますので、歯医者などの病院を受診するようにしてください。
さらに、自力でなんとかしようとすると、逆に症状が悪化するといったことも懸念されるますのでご注意ください。
口の中を噛むことを予防する方法とは？
１・疲労やストレスを溜め込まない
前章にあるように、身体に疲労やストレスが蓄積し続ける状態が慢性的なものになると、口の中を誤って噛んでしまう可能性が高くなってしまいます。
そのため、十分な睡眠時間を確保したり、栄養バランスの良い食事を摂取するようにしましょう。
生活習慣が安定することは、ストレスの軽減にも繋がりますからね。
もちろん、趣味の楽しんだりしてストレスを発散することも重要です。
２・表情筋を鍛える
加齢や口をあまり動かさないことで生じる筋肉のたるみは、表情筋を鍛えることで解決できます。
表情筋を鍛える方法としては、以下のやり方があります。
２・そのままの口角を横に引き、さらに１０秒を数える
３・口を閉じた状態で、口角を横に引き１０秒を数える
４・口を閉じた状態で、口角を下に引き１０秒を数える
５・口を閉じた状態で、口角を上げ１０秒を数える
６・笑顔の状態を作り、そのまま１０秒を数える
以上です。
ただ、何らかの作業中に行いたい場合は、「フルスマイル（思い切りほおを上げて歯を見せた笑顔）を１０秒キープするといった方法でも可能です。
３・歯医者を受診する
歯の噛み合わせが悪かったり、歯の被せ物があっていないといった状態は自分で解決することが難しいです。
そのため、歯医者を受診して医師の方に診てもらうようにしましょう。
例えば、口内炎の発生原因が明らかに歯並びの場合は、歯並びを整えると問題を根本的に解決できます。
また、歯や歯茎の健康にも繋がるのでおすすめですね。
４・ダイエットをする
口の中をよく噛む原因が口内の余計な肉のせいであれば、ダイエットをすることで解決できます。
もちろん、肥満は健康面にも大きな悪影響をもたらすため、早期に改善したいところですね。
口内炎に関するその他の情報
口内炎を予防するための食材とは？具体的な効果などもくわしく紹介
まとめ
口の中をよく噛む人の場合、何らかの原因がある可能性が高いです。
それらを改善することで、口内炎発生の頻度を大きく抑えることができるでしょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。