家の中に虫が侵入する場合、その侵入経路に家の「玄関」が挙げられます。
玄関のドアは長い間で開け閉めを繰り返すため、徐々に隙間が生じてしまうからですね。
虫に悩まされるような生活を防ぐためにも、こういった隙間への対処方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、玄関の隙間からの虫対策についてお伝えさせていただきます。
玄関にはどんな虫が集まるのか?
人間が毎日出入りする玄関やその周辺ですが、条件次第で多くの昆虫が集まる場所となることがあります。
そのため、どういった虫が集まってくるのかを把握して、しっかりとした対策を講じる必要があります。
というのも、例えば、殺虫剤などは駆除効果が有効な虫とそうでない虫がいるため、どういった虫が集まってくるのかを確認することが重要だからですね。
玄関に集まる虫には以下のようなものが挙げられます。
2・ムカデ、ゲジゲジ、ヤスデ
3・蚊、ユスリカ
4・ハエ、コバエ
5・アリ
6・タカラダニ
7・クモ
8・カメムシ
9・ヨコバイ
10・アブ、蜂
11・蛾
12・ダンゴムシ
13・ハサミムシ
以上です。
これ以外にも虫はいますが、玄関から家の中へ侵入してくる代表的な虫たちがこれらになります。
基本的に、上記の虫が玄関の隙間から入ってこないようにするよう対策を講じていきましょう。
玄関の隙間からの虫対策はこの方法で!
1・玄関に殺虫剤を使う
殺虫剤の中には、玄関などの場所に吊るして使うタイプのものがあります。
玄関のドアノブや近くの手すりに殺虫剤を吊るしておくだけで、虫の侵入を予防してくれるわけですね。
注意点としては、前章にもあるように、殺虫剤には殺虫効果を発揮する虫とそうでない虫があることです。
虫除けの対象となる害虫はパッケージの裏面に記載されていますので、購入前に確認しておくようにしましょう。
また、玄関に噴霧しておくことで虫除け効果のある殺虫スプレーも市販されています。
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2・虫が隠れる場所を排除する
玄関の周辺に雑草が生い茂っていたり、落ち葉が放置されていると、そこが様々な昆虫の隠れる場所となってしまいます。
玄関の周囲にたくさんの虫がいれば、それだけ玄関から家の中へ虫が入ってくる可能性が高くなりってしまいます。
また、植木鉢や傘立て、重ねたバケツなども同様です。
そのため、玄関の周囲にある物を整理整頓して片付けたり、雑草や落ち葉を掃除して綺麗にしておくようにしましょう。
玄関周囲から物が無くなると、日当たりや風通しが良くなるので、ゴキブリやムカデといった暗所や湿度が高い場所を好む虫への予防策ともなります。
3・玄関周辺の水たまりを排除する
これは上記の2番と同じですね。
蚊の幼虫であるボウフラやハエの幼虫であるウジなどは、水やそれに含まれる栄養源を食べて成長します。
そのため、玄関の近くに水がある状態が長く続くと、そこで害虫が繁殖してしまうことがあります。
ですので、玄関周辺の水たまりを排除して、害虫が発生することを予防するようにしましょう。
また、水たまり以外では、雨水が溜まったバケツや空き缶なども同様です。
場合によっては、観葉植物の水受け皿やエアコンの排水ホースから流れ出る水なども対策を講じた方が良いケースもあります。
4・玄関の扉の隙間を塞ぐ
玄関の扉に隙間があると、そこから虫が家の中へ入ってくることがあります。
ゴキブリなどは、数mm程度の隙間があれば自由に出入りができますし、ゴキブリよりも身体が小さいアリやコバエなども同様です。
そのため、隙間テープなどを使って、こういった玄関の扉の隙間を塞いでいきましょう。
とくに、扉の下側部分に隙間が生じやすいです。
あるいは、元々玄関の扉に隙間がなかったとしても、地震などの災害や経年劣化で隙間が生じることがあるので注意をしてください。
また、あまりにも扉の隙間や歪みが大きい場合は、修理業者などに修理の依頼を出すことも検討した方が良いかと思います。
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玄関の虫に関するその他の情報
まとめ
虫が玄関から家の中へ毎日入ってくるなんて最悪ですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。