多くの料理に使える便利な「白菜」ですが、赤ちゃんの離乳食に使用する場合に気になることがあります。
ズバリ、「白菜の黒い点」ですね。
白菜の葉や茎など様々なところにある黒い点ですが、正体がわからないまま赤ちゃんに食べさせるのは怖いですよね。
そこで今回の記事では、白菜の黒い点は離乳食として赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのかについて、お伝えさせていただきます。
白菜の黒い点は離乳食として赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのか?
結論から言えば、白菜の黒い点は離乳食として赤ちゃんに食べさせても大丈夫です。
白菜の黒い点の正体は「ポリフェノール」です。
ポリフェノールとは、植物特有の成分であり、苦味・渋み・色素の元となるもので、植物が光合成をする際に作り出される成分でもあります。
それ以外では、活性酸素の働きを抑える「抗酸化作用」があることで有名なので、こちらの内容で名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
これらのことから、白菜の黒い点はカビや病気によるものではないため、赤ちゃんでも安心して食べることが可能です。
また、離乳期のうちは、白菜の芯を取り除いて調理をするようにしましょう。
葉先をくたくたになるまで茹でた後、みじん切りにして裏ごしすると赤ちゃんが食べやすくなります。
中期頃までは柔らかい葉先を、後期以降は白菜全体を調理に使えます。
基本的には、「赤ちゃんが食べやすいように柔らかくなるまで白菜を茹でる」・「白菜をみじん切りにする」にすることが重要ですね。
白菜はペースト状にしやすい野菜ですが、水分が多い野菜でもあるので、月齢によってとろみなどの粘度をつけると赤ちゃんがより食べやすくなります。
白菜としらすの煮込みなどが白菜を使ったおすすめレシピですね。
美味しい白菜の選び方とは?
スーパーなどで美味しい白菜を選ぶ時は「しっかり葉が巻いている詰まった白菜」を選ぶと良いでしょう。
そして、新鮮な白菜は上部を押した時に軽く弾力があることが特徴ですので、チェックしておくと良いかと思います。
逆に、断面の真ん中が盛り上がっている白菜は避けた方が無難です。
これはどういうことかと言うと、カットされてから日数が経過している白菜に現れる特徴だからですね。
また、全体や中心部から黒ずんでいるたり、茶色っぽい汁が出る白菜は傷んでいるので避けるようにしましょう。
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まとめ
白菜を赤ちゃんの離乳食に使用する場合、ポリフェノールの黒い点があっても問題ありません。
赤ちゃんが食べやすいように調理して、食べさせてあげてください。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。