トマトソースを使ったパスタなどの料理をした後、使用した鍋やお皿をスポンジで洗うとケチャップの赤色がスポンジに移ってしまいます。
スポンジが変色したままだと衛生面などが気になって悩んでしまいますが、簡単に落とす方法がわからず悩む方は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ケチャップ汚れがついたスポンジを綺麗にする方法について、お伝えさせていただきます。
ケチャップ汚れがついたスポンジを綺麗にする方法とは?
多くの場合、お皿などに付いたケチャップ汚れには油が含まれています。
ただ単に赤色の色素がスポンジに付着したのであれば、水洗いをすれば洗い流すことができる可能性があるのですが、油が含まれているとそれが難しくなってしまいます。
つまり、ケチャップ汚れがついたスポンジを綺麗にする場合、ケチャップの色素と油の双方を何とかする必要があるわけですね。
そこで、スポンジのケチャップ汚れを落とす方法としては、
2・スポンジにアルカリ性の洗剤を使う
3・スポンジを煮沸(しゃふつ)して汚れを落ちやすくする
以上です。
1番目の「スポンジを漂白剤につけ置きする」はそのままですね。
漂白剤を使うことで、スポンジに付着したケチャップの色素を取り除くわけです。
やり方としては、食器用洗剤などでスポンジをある程度洗い、漂白剤を薄めた液に数分間つけ置きすれば大丈夫です。
その後、スポンジはすすいで水切りをした上で干しておくようにしましょう。
2番目の「スポンジにアルカリ性の洗剤を使う」は、ケチャップ汚れの性質を利用したものになります。
ケチャップの赤色の汚れには料理などに使った油が含まれており、これに洗剤が加わることで「酸性石鹸」と呼ばれる石鹸カスが発生します。
この石鹸カスはお風呂などにも発生するもので、中性の洗剤などでは落とすことが難しい汚れになります。
そこで、アルカリ性の洗剤を使ってよく泡立てることで、スポンジに付着した石鹸カスを綺麗に落とすことができるようになります。
最後の「スポンジを煮沸(しゃふつ)して汚れを落ちやすくする」というのは、時間が経って固形になってしまった油汚れを熱することで落としやすくする方法です。
やり方としては、鍋やフライパンに半分ほど水を入れてお湯を沸かし、沸騰したら蓋をあけて3~5分ほど放置しましょう。
洗面器などの容器にスポンジの硬い面を上にして置き、用意したお湯をかけましょう。
後は、やけどをしないように粗熱が取れてから、注意をしてスポンジを絞れば完了です。
注意点としては、台所スポンジの耐熱温度は90℃だということです。
そのため、沸騰して100℃近い熱湯をかけることはスポンジの劣化を招く可能性があります。
上記の方法にあるように、沸騰したら蓋をあけて3~5分ほど放置することで、お湯の温度を下げてスポンジを守るように気をつけてください。
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まとめ
ケチャップ汚れがついたスポンジは見栄えが非常に悪いですので、綺麗にしてあげたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。