「ゲジゲジ」はムカデと似た長い脚をもった昆虫です。
そんなゲジゲジですが、その詳細に関してよくわからない人は多いのではないでしょうか?
ムカデなどのように毒をもっているのか、人を噛むのかなどは気になるかと思います。
そこで今回の記事では、
- ゲジゲジとはどんな昆虫なのか?
- ゲジゲジは毒を持ってるのか?
- ゲジゲジは人を噛むのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ゲジゲジとはどんな昆虫なのか?
ゲジゲジはムカデ網のゲジ目に属する生き物の総称になります。
標準和名を「蚰蜒(ゲジ)」といい、世間一般で呼ばれるゲジゲジという名前は通称であり、正式名ではないため注意しましょう。
ゲジの体長は25mmほど(オオゲジは文字通り40~80mm)といった大きさになります。
縞模様の付いた細く長い特徴的な脚は、幼虫のときは8本しかありませんが、脱皮を繰り返しながらどんどん数を増やしていき、成虫になると15対(30本)もの脚をもつようになります。
昔から日本全国に生息しており、北は北海道から、南は南西諸島までをその姿を見ることできます。
また、ゲジゲジは暗くて湿度の高い場所を好む虫であるため、日中は石の下や草むらなどに潜んでいます。
逆に、夜間はかなり活発に広範囲を活動してエサとなる昆虫を探し回ります。
ゲジゲジは基本的には屋外にいるのですが、エサを探したり冬を越したりするために、人間の家の中に侵入してくることがあります。
そして、ゲジゲジの食性は肉食であり、他の昆虫などを素早い動きで捕まえて食べてしまいます。
特にゴキブリなどを好んで捕食するため、害虫を駆除する益虫だとされています。
ゲジゲジの動きはとても素早く、低空飛行してきた飛行中の蛾をジャンプして捕らえる、ゴキブリのような虫を待ち伏せして捕まえることができます。
ゲジゲジは毒を持ってるのか?
結論から言えば、ゲジゲジは毒をもっています。
しかし、ゲジゲジは毒をもっているといっても非常に微弱なものであり、ムカデやハチのように人体に何らかの悪影響を与えるほどではありません。
さらに、ゲジゲジ事態が臆病な性格をしており、ゲジゲジを手で直接掴むといったことをしなければ、刺されることはまずないでしょう。
ゲジゲジはあのような外見ですが、臆病でひっそりした生物であるわけですね。
もしも、ゲジゲジらしき虫に刺されて何かの症状が現れた場合、それはゲジゲジによるものではない可能性が高いです。
ゲジゲジは人を噛むのか?
ゲジゲジはその外見に反して非常に臆病な昆虫です。
そのため、ゲジゲジを直接手で掴むといったことをしなければ、噛まれることはありません。
そもそも、ゲジゲジは人間が近づくとすぐに逃げてしまいますし、動きが非常に素早いため手で捕まえることは難しいでしょう。
また、前章にもありますが、ゲジゲジが人間を噛んだとしても、何らかの症状が現れることはまずありません。
もしも、ゲジゲジらしき虫に刺されて何かの症状が現れた場合、それはゲジゲジによるものではない可能性が高いです。
万が一、何らかの症状が現れた場合は、水道水のような綺麗な流水で傷口を洗いましょう。
必要があれば、市販されている薬剤の使用や、病院を受診することを検討してください。
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まとめ
ゲジゲジは人にとって害がない昆虫です。
ゲジゲジを手で直接掴むようなことをしなければ、被害を被ることはないでしょう。