「スズメ」は雨の日をどこで過ごしているのか、気になることがあります。
雨が降り続くと、スズメのような鳥は空を飛びにくくなりますからね。
そこで今回の記事では、
- スズメは雨の日をどこで過ごしているの?
- スズメは雨の日にエサを食べないの?
これらの情報をまとめてみました。
スズメは雨の日をどこで過ごしているの?
結論から言えば、スズメは雨の日になると巣の中や人間の家の屋根の下などで、雨宿りをして過ごしています。
雨の中を飛ぶとスズメはずぶ濡れになってしまうので、むやみに外を飛び回ることはなく、雨が止むのをじっと待つようですね。
スズメは自然が豊かな場所であれば、木々の間などで雨宿りを行い、都会のように自然が少ない場所であれば、人間の家の軒下やビルの隙間などで雨宿りを行います。
また、スズメの巣は人間の住居の近くに作られる傾向があります。
これは、人間の住んでいる場所の近くには田んぼや畑があり、餌となる米や小さな虫が豊富だからであるとされています。
そのため、雨の日には家の近くで雨宿りをしているスズメたちの姿を見ることができるかもしれません。
あるいは、「玄関で雨や間取りをしていたスズメが、扉を開けた時に驚いて飛んでいった」という経験をした方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに、スズメの雛も雨の日は成鳥と同様に巣の中でじっとしています。
ただ、雨の日は親鳥がエサを取りに行けないので、何日も雨の日が続くと餌がなくお腹をすかせてしまいます。
スズメのような小鳥は、エサを常に必要としているので、雨の日が続くと本当に大変ですね。
スズメは雨の日にエサを食べないの?
前章にもあるように、スズメは雨の日は雨宿りをして過ごすので、エサを食べることはしません。
もちろん、すべてのスズメがまったくエサを食べないというわけではありません。
豪雨のような酷い雨の中でも、スズメは一応空を飛ぶことができるからです。
例えば、お腹を空かせている雛のために、親鳥がエサを取りに行くなどですね。
羽や身体が濡れてしまうため、雨の中を飛ぶことはスズメにとって非常に危険ですが、エサを常に必要としている雛のために空をとぶことはありえます。
ちなみに、スズメに限らず、多くの鳥たちは雨の日になると雨宿りをして過ごしています。
大きな街路樹などでは、雨の日に鳥たちが雨宿りをしている姿を見ることができるかもしれません。
また、そういった鳥たちも雨が続く間はエサを食べないので、晴れになると必死にエサを取りに空を飛んでいきます。
身近な「鳥」の生きざま事典―散歩道や通勤・通学路で見られる野鳥の不思議な生態 [単行本]
スズメに関するその他の情報
スズメが怪我をして飛べない時の対処方法とは?保護するやり方は?
まとめ
スズメは雨の日は雨宿りをして過ごしています。
雨が上がり晴れになると、スズメたちはエサを取るために空に飛び立っていきます。
エサを定期的に得ることが難しい野生の世界は、本当に厳しいものですね。