「スズメ」は日本ではありふれた野鳥ですが、フンの被害に悩まされることも多いです。
ベランダの手すりや屋根の雨樋に群れがとまると、凄まじい量のフンで汚されて酷い状態になることも珍しくありません。
野鳥のフンがあると、病気の感染が心配されるなど問題になりますからね。
そこで今回の記事では、
- スズメのフンは病気の原因になる?
- スズメのフンの掃除方法とは?
これらの情報をまとめてみました。
スズメのフンは病気の原因になる?
結論から言えば、スズメのフンは病気の原因になる可能性があります。
というのも、スズメのような野鳥のフンにはたくさんの細菌や寄生虫が含まれているからです。
例えば、このスズメのフンが人間の飲み水、食べ物に接触することで、病気に感染する可能性があるわけですね。
具体的な病気としては、呼吸器疾患を引き起こすオウム病や結膜炎を引き起こすニューカッスル病などが挙げられます。
また、注意すべき点としては、乾燥してカピカピの状態のフンでも病気に感染する危険があることです。
スズメのフンが乾燥した状態になっていてもフンの飛沫には感染力があり、それらが食べ物や飲み水に触れることにより、同じように人に感染してしまいます。
とくに、乾燥状態のフンはちょっとした衝撃で飛沫が空気中に飛散してしまうため、危険な状態だと言えます。
後述しますが、スズメのフンを掃除する場合は、必ずマスクや手袋などを着用して自分の身体を守るようにしてください。
ちなみに、スズメのフンは病気以外ではアレルギーの原因となることがあります。
アレルギーの場合も、直接スズメのフンを触ったり、乾燥して空気中に飛散したフンの飛沫を吸い込むことで発生します。
ベランダなどにスズメなどの野鳥がよくやってくるといった環境である場合は、とにかくフンの掃除をしっかりとしておきたいですね。
スズメのフンの掃除方法とは?
スズメのフンの掃除を始める前に、まずは必要な道具を揃えるようにしましょう。
前章にもあるように、スズメのフンには細菌や寄生虫が含まれているため、自分の健康を守るために必要な処置になります。
具体的な道具としては、以下のようなものが挙げられます。
2・マスク
3・長袖、長ズボンの作業着
4・水をかけるために使うホースやバケツ
5・デッキブラシ
6・たわし
以上です。
これらの道具を揃えて作業着に着替えたら、いよいよスズメのフンを掃除していきます。
まず、バケツなどに水を入れて、その水をスズメのフンヘかけていきましょう。
フンに水分を与えることで、掃除の衝撃でフンが飛散することを予防することができます。
次に、デッキブラシでスズメのフンをゴシゴシと擦っていきましょう。
多くの場合、これだけでフンを綺麗に取り除くことができます。
スズメのフンが取り切れない場合は、もう一度水をかけて、デッキブラシで擦ると落ちやすくなります。
場所が狭いなどで掃除がしにくい場合は、デッキブラシの代わりにたわしを使うと良いでしょう。
また、スズメのフンが落ちにくいと感じる場合は、水をぬるま湯に変えてみることをおすすめします。
ちなみに、スズメのフンに含まれる病原菌などが気になる方は、最初の段階でカビキラーやキッチンハイターなどをフンにかけると良いでしょう。
ただし、それらを使う場所の素材によっては変色などの危険があるため、薬剤に記載されている使用上の注意の項目をよく確認するようにしてください。
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スズメに関するその他の情報
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まとめ
スズメのフンは病気の原因になる可能性があるので、正しい手順で掃除をして綺麗に取り除いてしまいましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。