「賞味期限切れの卵を半熟の目玉焼きにしても大丈夫なのか?」
卵は足が速い食品なので大量に買った場合などに賞味期限切れになることがありますが、その卵を半熟状態で食べても大丈夫なのか気になりますよね。
また、卵を大量に処分する時の正しい処理方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 賞味期限切れの卵は半熟で食べても大丈夫?
- 賞味期限切れ卵の処理方法はこのやり方で!
- 賞味期限切れの卵が傷んでいるか見分ける方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
賞味期限切れの卵は半熟で食べても大丈夫?
結論から言えば、賞味期限切れの卵は半熟で食べない方が良いです。
これは何故かと言うと、卵に記載されている賞味期限の年月日は「卵を生で食べることができる期限」になります。
そして、卵にはサルモネラ菌などが付着していることがあるため、賞味期限が過ぎた卵を生のまま食べることは食中毒の危険が生じます。
一般的に、サルモネラ菌などをしっかりと死滅させるには、75℃以上で1分以上の加熱を必要としているのですが、安全を考えれば半熟の状態で食べることは避けた方が無難でしょう。
そのため、賞味期限切れの卵はしっかりと中まで加熱できる調理方法で処理する必要があります。
例えば、オムレツの場合、「75℃で1分加熱するとどうなるのか?」という実験では、
2・卵の中は半熟の状態
以上です。
そして、この状態からさらに加熱し続けると、半熟の部分が無くなるという結果になりました。
ですので、半熟の部分を無くして火をしっかりと通すためには「75℃以上で1分以上の加熱」が必要になるわけですね。
健康を守ることを考えると、中途半端なことはせず、しっかりと卵を加熱処理するようにしましょう。
賞味期限切れ卵の処理方法はこのやり方で!
賞味期限切れ卵の処理する場合、基本的には燃えるゴミとして捨てれば大丈夫です。
ただ、卵のパッケージを不燃物としている自治体もあるので、その場合は卵とパッケージを分別して捨てましょう。
その他には、卵が割れてしまうと中身が出てくる可能性があるため、ビニール袋や牛乳パックに入れてしっかり密封したり、新聞紙で包んでおくと良いでしょう。
ちなみに、卵を台所の排水溝に直接流すなどのことは絶対にやめておきましょう。
排水溝が詰まる原因となるため、結果的に大きな被害が生じることが懸念されます。
また、卵の中身をトイレに流すといった方法もありますが、大量に流してしまうと環境や配管への被害が懸念されますので避けた方が無難です。
賞味期限切れの卵が傷んでいるか見分ける方法とは?
賞味期限切れの卵を調理したい場合、気になるのは「卵が傷んでいるかどうか」だと思います。
そこで、新鮮な卵の特徴と古い卵の特徴を把握して比較することで、傷んだ卵を避けることができます。
具体的には、
白身が盛り上がっている
白身が白濁している
君の表面部分にシワがない
白身が水のようにドロドロしている
白身が変色している
黄身が破れて白身と混ざってドロドロしている
強烈な異臭がする
以上です。
また、卵を水につけて判別する方法もあります。
新鮮な卵は横向きで底まで沈みますが、完全に水面に浮かび上がった卵は古くなっています。
これは卵は古くなってくると、二酸化炭素がだんだん抜けて卵の上に溜まってくるため、縦向きに水に浮かぶようになるからです。
【まとめ買い】 スコッティ ペーパーふきん サッとサッと 400枚(200組) ×4個セット
賞味期限に関するその他の情報
賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める?加熱処理や処分方法も紹介
賞味期限切れの調味料の捨て方とは?醤油や油などの処分方法を紹介
賞味期限切れの食品は食べられるのか?消費期限切れとの違いも紹介
まとめ
賞味期限切れ卵は安全面を考慮して、慎重に取り扱いたいですね。
処分する際も、適切な方法で処理したいものです。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。