雪虫はアレルギー症状の原因になる?対策方法とは? | ごろん小路。

雪虫はアレルギー症状の原因になる?対策方法とは?

「雪虫」は冬の季節に大量発生することがある虫です。

そんな雪虫ですが、アレルギーの原因になるという話を聞くことがあります。

アレルギーは健康に大きく関わる問題ですし、気になりますよね。

そこで今回の記事では、

  • 雪虫はアレルギー症状の原因になる?
  • 雪虫の対策方法とは?

これらの情報をまとめてみました。

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雪虫はアレルギー症状の原因になる?

結論から言えば、雪虫はアレルギー症状の原因になる可能性があります。

というのも、雪虫は外見が綺麗な昆虫ですが、分類上はアブラムシの仲間だとされています。

そのため、アブラムシの体液などにアレルギーがある方の場合、雪虫を潰すなどをした時に皮膚にアレルギー症状が現れることがあります。

また、雪虫は条件次第ではありますが、とんでもない数が大量発生することがあります。

こうなると、大量に空を飛んでいる雪虫を呼吸時に吸い込むことがあり、これが原因でアレルギー症状が現れる可能性があります。

例えば、2019年に雪虫が大量発生した際は平年の10万倍は飛んだと言われており、文字通り空間を埋め尽くすほどの雪虫の大群が空を飛んでいます。

このような状況で外に出ると、雪虫が身体に付着することはもちろん、呼吸で吸い込むことも十分に考えられます。

雪虫の対策方法とは?

雪虫によるアレルギー症状への対策としては、いくつかの方法があります。

具体的な方法としては、

1・雪虫が飛ばない状況で外出する
2・雪虫がくっつきにくい服装にする
3・雪虫の近くでは走らずに歩く
4・マスクや帽子を着用する
5・木の側を避ける

以上です。

1番目の「雪虫が飛ばない状況で外出する」とは、雪虫が空を飛べないような日を選んで外出するという方法です。

雪虫はスズメバチやトンボのような飛ぶ力の強い昆虫と比べると、空を飛ぶ力が非常に弱いです。

そのため、ちょっと強い風が吹いていたり、雨の日だと雪虫は上手に空を飛べなくなります。

つまり、雪虫が身体につかないよう外出する際は「強風の雨の日」が最も適していると言えるでしょう。

あるいは、気圧と気温の関係から、夕方や朝方は風が弱い時間があるので、雪虫はこの時間帯に空を飛びやすいと言えます。

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そこで、風が弱くなる午前9時以前や午後5時以降の時間帯に外出することを避けるというやり方もあります。


2番目の「雪虫がくっつきにくい服装にする」とは、服の表面がツルツルとして服を着用することです。

雪虫は服の表面がツルツルとしているものにはくっつきにくいため、こういった服装をすることで雪虫対策とすることができます。

例えば、花粉対策用コートやレインコートのように、服の表面がツルツルとしているものです。

これらの服は雪虫がくっつきにくく、ついたとしても取り除くことが簡単です。

3番目の「雪虫の近くでは走らずに歩く」も同様で、雪虫が自分の近くを飛んでいても、ゆっくり歩いていれば服などに引っかかる可能性が低くなります。


4番目の「マスクや帽子を着用する」とはそのままですね。

雪虫を誤って吸い込まないようにするマスクと、髪に雪虫がくっつかないようにする帽子です。

前者はアレルギー症状の予防のため、後者も雪虫を潰さないようにして、同時に取り除きやすくするためのものです。

雪虫が髪についたら、自力で潰さないように取り除くのは難しいですからね。


最後の「木の側を避ける」というのは、雪虫の発生している可能性が高い場所を避けることです。

雪虫は生態サイクルの都合上、トドマツやヤチダモの木へと移動するという習性があります。

そのため、こういった木々に近寄ることは、雪虫の大群に近寄ることと同じであるため避けた方が良いでしょう。

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まとめ

雪虫はアレルギー症状の原因になる可能性がある虫なので、しっかりと対策をしておきたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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