「雪虫」は白くて空をふわふわ舞う小さな虫です。
そんな雪虫ですが、道を歩くなどの時に身体についてしまうことがあります。
雪虫はたいした害がないとは言え、気分が良いものではありません。
また、洗濯物に雪虫がついてしまい困ることもあるかと思います。
そこで今回の記事では、
- 雪虫が身体につかない方法とは?
- 雪虫が洗濯物にくっつくことを予防するためには?
これらの情報をまとめてみました。
雪虫が身体につかない方法とは?
1・雪虫が飛ばない状況で外出する
雪虫はスズメバチやトンボのような昆虫と比べると、空を飛ぶ力が非常に弱いです。
つまり、強い風が吹いていたり、雨の日だと雪虫は上手に空を飛べなくなります。
そのため、雪虫が身体につかないよう外出する際は、「強風の雨の日」が最も適していると言えるでしょう。
逆に、晴れや曇りで風が弱い日は、雪虫が空を飛びやすい状態になっているので、外出は避けた方が良いでしょう。
2・雪虫がくっつきにくい服装にする
雪虫が全く服につかないということは難しいですが、雪虫がつきにくく、ついても取りやすい服装・生地があります。
例えば、花粉対策用コートやレインコートのように、服の表面がツルツルとしているものです。
これらの服は雪虫がくっつきにくく、ついたとしても取り除くことが簡単です。
また、綿素材・デニム・レーヨンなどの素材も同様ですね。
逆に、服の表面が凸凹していたり、毛がふさふさしている服は雪虫がくっつきやすいので避けた方無難です。
3・雪虫の近くでは走らずに歩く
雪虫が自分の近くを飛んでいても、ゆっくり歩いていれば服などに引っかかる可能性が低くなります。
上記のようなツルツルした服装をしておくと、さらに雪虫除けとして効果的でしょう。
逆に、勢いよく雪虫にぶつかってしまうと、服に雪虫が引っかかりやすくなりますので注意をしておきましょう。
自転車に乗って高速で移動していると、雪虫の被害を受けやすいのはこれが理由の1つとして挙げられています。
また、雪虫が身体から分泌している白い物質(ろう物質)は、ベタベタとして粘着性があるので、雪虫に強くぶつかると服から取り除きにくくなってしまいます。
4・木の側を避ける
雪虫は生態サイクルの都合上、トドマツやヤチダモの木へと移動するという習性があります。
そのため、こういった木々に近寄ることは、雪虫の大群に近寄ることと同じであるため避けた方が良いでしょう。
雪虫が洗濯物にくっつくことを予防するためには?
1・洗濯物カバーを使う
雪虫は洗濯物に対して、積極的に近寄ってくるわけではありません。
大量発生しているなどで数が膨大になると、それだけ洗濯物に接触する確率が上がるからですね。
そこで、洗濯物を洗濯物カバーで守ることで、雪虫が洗濯物にくっつくないようにすることができます。
もちろん、洗濯物カバーそのものに雪虫がくっつく可能性が高いので、室内に洗濯物を取り込む前に雪虫を落としておきましょう。
2・洗濯物を干す時間を考える
前章にもあるように、雪虫は晴れや曇りで風が弱い日になると空を飛びやすい状態になります。
気圧と気温の関係から、夕方や朝方は風が弱い時間があるので、雪虫はこの時間帯に空を飛びやすいと言えるでしょう。
そこで、洗濯物は午前9時以降に干して、午後5時前に取り込めば雪虫がくっつく可能性を低くすることができるのでおすすめです。
もちろん、洗濯物を室内干しにすることができるなら、雪虫対策としてはそれがベストでしょう。
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雪虫に関するその他の情報
雪虫が身体につかない方法とは?洗濯物にくっつくことを予防するためには?
まとめ
雪虫が身体につかないためには、服装を工夫すると良いでしょう。
洗濯物は干す時間帯を変えたり、洗濯物カバーを使うことで雪虫が付着しにくくすることができます。