「雪虫」はふわふわと空を飛ぶ小さな虫です。
そんな雪虫が大量発生して困ることがあります。
こうなると、雪虫の効果的な駆除方法を知っておきたいですよね。
また、雪虫に触ると危険があるのかどうかも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 雪虫の駆除方法でおすすめのやり方は?
- 雪虫は触ると危ない?
これらの情報をまとめてみました。
雪虫の駆除方法でおすすめのやり方は?
1・雪虫を手で叩き潰す
雪虫の数が少ない場合は、手で潰すだけで簡単に駆除が可能です。
雪虫はスズメバチがもっている毒針のような、人間に対して危険な部位はないからですね。
ただ、雪虫はアブラムシに属する虫であるため、アブラムシに対するアレルギーを持っている人の場合は、皮膚アレルギーの症状が現れるなどの被害を受ける可能性があります。
そのため、アレルギーが気になる方は、この方法での雪虫の駆除はやめておきましょう。
2・雪虫に殺虫剤を使う
雪虫は弱い昆虫であるため、市販されている殺虫剤を噴霧することで簡単に駆除できます。
例えば、雪虫が飛び回っている場所や、留まっている場所へ向かって殺虫剤を噴霧すれば、すぐに駆除をすることができます。
また、殺虫剤の中には噴霧した箇所に殺虫成分が残留して、それが駆除効果を発揮するタイプのものがあります。
家の外壁など、雪虫が集まってくることがわかっている場所があれば、そういった場所へこのタイプの殺虫スプレーを噴霧しておくと効率的に駆除をすることができます。
3・農薬を木に散布する
雪虫は生態サイクルの都合上、トドマツやヤチダモの木へと移動するという習性があります。
そのため、家の庭にこれらの木がある場合、雪虫が集まることが予想されます。
そこで、雪虫が集まる兆候が見えたら、トドマツやヤチダモの木に農薬を散布して雪虫を駆除してしまいましょう。
薬剤にもよりますが、1週間以上駆除効果が持続するものもあるので、雪虫の発生を大きく抑止することができるでしょう。
雪虫は触ると危ない?
前章にもあるように、雪虫を触っても害はありません。
例えば、雪虫の身体にある白いものについてですが、これは身体の中から出てきたロウ物質(ぶっしつ)の綿毛です。
また、雪虫はアブラムシの仲間なので、体液などに毒が含まれているということもありません。
そのため、普通に手で触る分にはとくに問題がないわけですね。
ただ、雪虫はアブラムシに属する虫であるため、アブラムシに対するアレルギーを持っている人の場合は、皮膚アレルギーの症状が現れるなどの被害を受ける可能性があります。
あるいは、呼吸をする際に雪虫を吸い込んでしまうと、アレルギー症状が現れる危険があります。
もしも、雪虫が大量発生している状況で外出する必要がある場合は、マスクを着用したり、雪虫が集まっている木々には近寄らないなどの対策をしておきましょう。
フマキラー FUMAKILLA カダン カダンVII 野菜の虫と病気に [450ml]
雪虫に関するその他の情報
雪虫が身体につかない方法とは?洗濯物にくっつくことを予防するためには?
まとめ
雪虫は簡単に駆除できる害虫ですので、薬剤を使って効率的に駆除をしたいですね。
ただ、雪虫と接触することで引き起こされる可能性がある、アレルギー症状には注意をしておきましょう。