「ブロッコリー」と言えば、鮮やかな緑色で美味しい食材ですよね。
そんなブロッコリーですが、新鮮なものの見分け方や選び方がわからず困ることがあります。
また、ブロッコリーの色が黄色や紫色であることも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- ブロッコリーの見分け方や選び方とは?
- ブロッコリーの色の違いとは?
これらの情報をまとめてみました。
ブロッコリーの見分け方や選び方とは?
新鮮で美味しいブロッコリーの見分け方や選び方には、注目すべきポイントがあります。
このポイントを抑えておけば、スーパーなどでブロッコリーを購入する際に失敗をしなくなります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・花蕾全体が固く締まっている
3・中央部が盛り上がっている
4・鮮やかで濃い緑色をしている
5・茎に変色や傷などが見られない
6・茎の切り口が瑞々しく、空洞などの隙間がない
以上です。
1~4番目のポイントは、ブロッコリーの上部分にある花蕾のポイントになります。
これらのポイントはそのままで、ブロッコリー全体の緑色が濃く、蕾が密集していて硬く引き締まっていて、花蕾の形がこんもりとしていて、中央部が盛り上がっているものが新鮮なブロッコリーになります。
逆に、ブロッコリーの花蕾が柔らかいもの、開きかけているもの、また黄ばんでいるものは、鮮度が落ちていて美味しくない可能性が高いので注意が必要となります。
また、冬季は花蕾が紫に変色することがありますが、これは低温による影響であるため、ブロッコリーの品質や味に関してはまったく問題がありません。
5番目の「茎に変色や傷などが見られない」はそのままですね。
ブロッコリーにこのような傷や変色がないものを買うようにしましょう。
ブロッコリーは鮮度が落ちやすい野菜ですので、劣化を防ぐためにも茎がしっかり残っているものがおすすめです。
また、最後の「茎の切り口が瑞々しく、空洞などの隙間がない」も重要です。
茎の切り口が瑞々しく、空洞などがないブロッコリーが新鮮なものとなります。
ブロッコリーの色の違いとは?
ブロッコリーを冷蔵庫などで保存していると、ブロッコリーの色が変色することがあります。
このブロッコリーの変色が「黄色」である場合は、ブロッコリーを食べても問題ありません。
そもそもブロッコリーがなぜ黄色になるのかというと、これはブロッコリーの頭の部分は花の蕾にあたり、この蕾が膨らんだり開いたりすると色が黄色に変わるからです。
そのため、ブロッコリーが黄色に変色したからといっても、傷んでいるわけではありません。
また、スーパーなどの冷蔵ケースで販売されているブロッコリーの中には、稀に「紫色」をしているものがあります。
これは、ブロッコリーの蕾が寒さや乾燥に耐えようとして、ポリフェノールの一種であるアントシアニン色素を発生させるためです。
つまり、植物として正常な反応であるため、そのブロッコリーを食べる分にはなんら問題はありません。
また、購入して冷蔵庫に保存しているブロッコリーが紫色になることがりますが、同様の理由ですので食べても健康に害はありません。
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まとめ
新鮮で美味しいブロッコリーの見分け方や選び方には、注目すべきポイントがあります。
具体的なポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
2・花蕾全体が固く締まっている
3・中央部が盛り上がっている
4・鮮やかで濃い緑色をしている
5・茎に変色や傷などが見られない
6・茎の切り口が瑞々しく、空洞などの隙間がない
以上です。