牛乳には「賞味期限」が表示されていますが、うっかり賞味期限切れにしてしまうことがありますよね。
賞味期限切れの牛乳を飲むのは気が進みませんが、加熱処理するなどの処置で対処可能と考える方もいらっしゃるかもしれません。
また、賞味期限切れの牛乳を捨てる場合、正しい処分方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める?
- 賞味期限切れの牛乳は加熱すれば大丈夫?
- 賞味期限切れの牛乳の捨て方はこの方法で!
これらのことをお伝えさせていただきます。
賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める?
結論から言えば、賞味期限切れの牛乳は条件次第では飲むことができます。
まず、牛乳の賞味期限というのは、未開封の状態で適切に保管されている状態であれば、美味しく飲むことができるという期日になります。
また、一般的に封を開けていない牛乳である場合、1週間くらいは余裕を持たせて設定されていることがほとんどです。
そのため、牛乳の賞味期限が切れてしまっていても、1~2日程度が過ぎている程度の牛乳であれば、とくに問題なく飲むことができるわけですね。
それでも心配である方の場合は、牛乳を飲む前に臭いや色、形状などから飲んでも安全であるかどうかをチェックしておけば大丈夫でしょう。
具体的には、
2・酸っぱい臭いがする
3・ヨーグルトみたいにドロドロしている
4・分離して白いダマになっている
5・味に違和感がある(酸味や苦味など)
以上です。
牛乳にこれらの変化が見られる場合は、絶対に飲まないようにしてください。
ちなみに、すでに開封済みの牛乳の場合は話が変わります。
牛乳はとても栄養価の高い飲み物であるため、雑菌などが一気に繁殖することがあるからです。
こういったことがあるため、「開封した牛乳は2~3日で飲み切る」ことを推奨されています。
上記にもありますが、牛乳の賞味期限は「未開封の状態で適切に保管されている状態」のものであるため、すでに開封した牛乳には適応されないことに注意をしておきましょう。
賞味期限切れの牛乳は加熱すれば大丈夫?
残念ながら、賞味期限切れの牛乳を加熱しても安全面から見るとあまり大きな影響はありません。
前章にあるような「酸っぱい臭いがする」といった状態の牛乳は、すでに傷んでいる可能性が高いため、加熱しても安全とは言い切れないためです。
そもそも、賞味期限を大きく過ぎている牛乳を無理に飲むことは危険です。
そのため、そういった牛乳は安全のためにもすぐに処分してしまうようにしましょう。
逆に、賞味期限切れから1~2日程度が過ぎている程度の牛乳であれば、そもそも人体に有害な状態である可能性は低いため、加熱する必要性が薄いです。
臭いなどに注意をしておく必要はあるでしょうが、そのまま飲んでも大丈夫でしょう。
賞味期限切れの牛乳の捨て方はこの方法で!
賞味期限切れの牛乳の捨てる場合は、台所の排水溝やトイレに流して捨てる方法で大丈夫です。
台所の排水溝に牛乳を廃棄する場合は、臭いを抑えるために牛乳を流した後に、水道水を流しておくと良いでしょう。
逆に、賞味期限切れの牛乳を庭に流して捨てるという方法はおすすめできません。
というのも、牛乳には様々な栄養素が含まれているため、肥料として使えるといった情報を見聞きすることがあるかと思います。
しかし、肥料として考える場合、牛乳のの濃度が濃すぎたり薄すぎたりすれば、植物に対して悪影響が生じたり、効果がないといったことが起こります。
また、牛乳を大量に捨てる場合、悪臭の発生といった問題も生じる可能性があるため、庭に牛乳を捨てる方法はやめておいた方が無難でしょう。
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まとめ
賞味期限切れの牛乳は安全面を考慮して、適切に処理したいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。