コロナ禍の影響で「アルコール消毒液」を毎日使う人は多いかと思います。
そんなアルコール消毒液ですが、容器の破損や使用期限切れなどでジェルタイプを捨てる場合に、どういった捨て方をすれば良いかわからず困ることがあります。
そこで今回の記事では、
- アルコール消毒液のジェルタイプの捨て方とは?
- アルコール消毒液でジェルと液体の違いは?
これらの情報をまとめてみました。
アルコール消毒液のジェルタイプの捨て方とは?
アルコール消毒液でジェルタイプの捨て方としては、流水と一緒に排水溝やトイレに捨てる方法が一般的です。
アルコール消毒液ジェルタイプの中身を出しながら、水道水などの流水と一緒に流して捨てていきましょう。
流水を使うのは、アルコール消毒液で水質を汚染しないために、水で薄めて流す必要があるからですね。
アルコール消毒液の量が少ないようであれば、水洗トイレに流して捨てれば簡単に処理できます。
ただ、アルコール消毒液ジェルタイプを捨てる際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
1つ目は「作業中は手袋をして、換気扇を回す」ことです。
まず、アルコール消毒液は油を溶かす性質があるため、素手で扱うと皮脂がなくなって乾燥し、手荒れの原因となってしまうからです。
とくに、敏感肌の人は低濃度でもアルコールの刺激により手が酷く荒れてしまう恐れがあるため、手袋を身につけて対策をしておきましょう。
また、アルコール消毒液は揮発性が高いという特徴もあります。
具体的には、アルコール消毒液はアルコールの濃度が高く、揮発性が高いため、閉めきった空間で使用するとアルコールに酔う可能性があります。
大量のアルコール消毒液を扱う・処分する際は、換気をして空気を入れ替えるように注意をしておきましょう。
さらに、一般家庭ではあまりないことですが、大量のアルコール消毒液を処分する際は個人が処分作業をするのではなく、廃棄業者に処分を頼みましょう。
ちなみに、アルコール消毒液ジェルタイプのメーカーのホームページなどには、商品の廃棄方法が記載されていることが多いです。
そのため、捨て方の詳細を知りたいという場合は、メーカーのホームページを確認すると良いかと思います。
アルコール消毒液でジェルと液体の違いは?
結論から言えば、アルコール消毒液でジェルタイプと液体タイプの違いはありません。
アルコール消毒液の指消毒効果という目的においては、この2つに大きな違いはないわけですね。
ただ、液体タイプは使用する際に、手のひらから薬液がこぼれ落ちて床が汚れるといった問題が生じることがあります。
さらに、高頻度で利用することで手荒れの原因となることも懸念されます。
それに対して、ジェルタイプは使用の際に手に取りやすく、肌の保湿性に優れているという特徴があります。
そのため、使う場所や頻度を考えて、アルコール消毒液のタイプを選ぶと良いかと思います。
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まとめ
アルコール消毒液でジェルタイプの捨て方としては、流水と一緒に排水溝やトイレに捨てる方法が一般的です。
アルコール消毒液ジェルタイプの中身を出しながら、水道水などの流水と一緒に流して捨てていきましょう。
流水を使うのは、アルコール消毒液で水質を汚染しないために、水で薄めて流す必要があるからですね。
アルコール消毒液の量が少ないようであれば、水洗トイレに流して捨てれば簡単に処理できます。
また、アルコール消毒液でジェルタイプと液体タイプの違いはありません。
アルコール消毒液の指消毒効果という目的においては、この2つに大きな違いはないわけです。
使用過程などに差異があるため、アルコール消毒液の使用者にとって都合の良い製品を選ぶと良いでしょう。