アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流しても大丈夫?正しい捨て方とは? | ごろん小路。

アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流しても大丈夫?正しい捨て方とは?

「アルコール消毒液」の多くは3年の使用期限があります。

コロナ禍で大量購入した場合は、この使用期限を過ぎるアルコール消毒液が出てくることがあります。

そういった時に問題となるのが、アルコール消毒液の捨て方です。

そこで今回の記事では、

  • アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流しても大丈夫?
  • アルコール消毒液の正しい捨て方とは?

これらの情報をまとめてみました。

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アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流しても大丈夫?

結論から言えば、特定の条件を満たしていれば、アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流しても大丈夫です。

その条件とは、「水道水などの大量の水と一緒にアルコール消毒液を流す」ことです。

これは、アルコールがアルコールランプとしても使われることがあるように、非常には発火しやすい物質であり、なおかつ揮発性が高いためです。

高濃度のアルコールをそのまま下水へ流してしまうと、下水道内で爆発を引き起こしてしまう恐れがあるわけですね。

そして、手指消毒に使われるアルコール消毒液は、その濃度が70%~95%と非常に高濃度です。

比較対象として挙げると、お酒のチューハイでは3~9%、ワインで7%~15%、日本酒15%程度の濃度のなので、アルコール消毒液のアルコール濃度はとても高いことがわかります。

爆発事故などを防ぐためにも、アルコール消毒液をキッチンの排水溝に流す場合は、水と一緒に流して捨てるようにしましょう。

あるいは、捨てるアルコール消毒液の量が少量であれば、水洗トイレに流すという方法が簡単かと思います。

アルコール消毒液の正しい捨て方とは?

アルコール消毒液の捨て方は、雑巾や古紙を使った捨て方が一般的です。

アルコール消毒液の捨て方の手順としては、

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1・雑巾や古紙などにアルコール消毒液を染み込ませる
2・そのまま乾燥させる
3・乾燥した雑巾や古紙を燃えるゴミとして捨てる
4・空になった容器は水洗いをして、各自治体の指示に従って捨てる

以上です。

そして、実際に廃棄作業をする場合は、肌荒れ予防のために手袋の着用と換気扇による換気を行うようにしましょう。

さらに、前章にもあるように、アルコールは非常には発火しやすい物質であり、なおかつ揮発性が高いです。

そのため、アルコール消毒液を捨てる際は、火の近くで廃棄作業を行わないように注意をしてください。

例えば、タバコの火や給湯器の電源を入れた際に発生する火花などが危険です。


ちなみに、アルコール消毒液のタイプがジェルタイプである場合は、前章にある捨て方、流水と一緒に排水溝やトイレに捨てる方法が一般的です。

アルコール消毒液ジェルタイプの中身を出しながら、水道水などの流水と一緒に流して捨てていきましょう。

こちらも、アルコール消毒液の量が少ないようであれば、水洗トイレに流して捨てれば簡単に処理できます。

ただ、アルコール消毒液は液体タイプでもジェルタイプでも、大量に処分する際は個人で捨てる作業をすることはやめておきましょう。

一般家庭ではあまりないことですが、大量のアルコール消毒液を処分する際は個人が処分作業をするのではなく、廃棄業者に処分を頼みましょう。

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まとめ

水道水などの大量の水と一緒にアルコール消毒液を流すか、雑巾や古紙などを使った捨て方で、アルコール消毒液を捨てることができます。

また、一般家庭ではあまりないことですが、大量のアルコール消毒液を処分する際は個人が処分作業をするのではなく、廃棄業者に処分を頼みましょう。

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