「キクイムシ」は家具や建材を食害する害虫として知られています。
そんなキクイムシですが、新築の家に出ることがあります。
新築の家なのにと思われる方も多いでしょうが、そもそもどこから出てくるのか、原因がわからないですよね。
また、新築の家にキクイムシが出た時の保証も気になるところです。
そこで今回の記事では、
- キクイムシが新築の家に出る原因とは?
- 新築の家にキクイムシが出た時の保証はどうなる?
これらの情報をまとめてみました。
キクイムシが新築の家に出る原因とは?
キクイムシが新築の家に出る原因は、「外部からの侵入」が基本的なものとなります。
例えば、キクイムシの幼虫や成虫が木材の中にいる状態で、それを家の中へ運び込むことで侵入することになります。
具体的には、新居に引っ越しをする際に前の家の家具を運び込むかと思いますが、この時点で家具にキクイムシがいることがまず考えられます。
このキクイムシが新居の中の家具で繁殖して被害を出すわけですね。
また、床材として使われることが多いフローリングがキクイムシの食害を受けることがありますが、これらの床材にはあらかじめ防虫効果のある薬剤が塗布されています。
しかし、時間経過などで防虫剤の効果が劣化していたり、すでにキクイムシの被害を受けている家具やフローリングの下にある下地合板などから発生することもあるので注意をしておきましょう。
ちなみに、成虫になったキクイムシの発生時期は自然環境では5~6月の湿度の高い時期に多く発生するのですが、家電製品の普及によって屋内の温暖化により、幅広い時期に活動をするようになっています。
具体的には、温度の安定化は幼虫の生育にも影響を与え、成長が早くなることで2~3月に発生するケースもあるようです。
新築の家にキクイムシが出た時の保証はどうなる?
新築の家にキクイムシによる被害が発生した場合、まずは住宅の契約の関係書類を確認するようにしましょう。
そういった書類の中にある「販売者側の瑕疵」と「補償に関する条項」をチェックするわけですね。
これらの中に、キクイムシのような建材を害する害虫に対する条項がある可能性があります。
また、キクイムシによる被害は新築引き渡し直後~翌年の間に見つかることが多いのですが、築4~5年経過して発覚することもあります。
キクイムシは新築の家に出やすい害虫ですが、それ以外のケースもあり得るため、そういった場合でもまずは書類を確認しておくと良いでしょう。
仮に時間経過で保証が無効になっていたとしても、家の状態の相談をするための連絡先などが記載されていることがありますからね。
もちろん、キクイムシの駆除業者に相談をするという方法もあります。
駆除を業者に依頼する際は、複数の業者に見積もりをしてもらうことを忘れないようにしましょう。
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まとめ
キクイムシが新築の家に出る原因は、「外部からの侵入」が基本的なものとなります。
例えば、キクイムシの幼虫や成虫が木材の中にいる状態で、それを家の中へ運び込むことで侵入することになります。
具体的には、新居に引っ越しをする際に前の家の家具を運び込むかと思いますが、この時点で家具にキクイムシがいることがまず考えられます。
また、新築の家にキクイムシによる被害が発生した場合、まずは住宅の契約の関係書類を確認するようにしましょう。
そういった書類の中にある「販売者側の瑕疵」と「補償に関する条項」をチェックするわけですね。
これらの中に、キクイムシのような建材を害する害虫に対する条項がある可能性があります。