いちごのヘタは食べれる？栄養や雑菌はどうなの？

１２月頃になると「いちご」がスーパーなどで見かけるようになります。

そんないちごですが、いちごのヘタは食べられる・栄養があるという話を聞くことがあります。

いちごのヘタは本当に食べられるのか、気になりますよね。

そこで今回の記事では、

いちごのヘタは食べれる？
いちごのヘタの栄養とは？
いちごのヘタには雑菌がいる？

これらの情報をまとめてみました。

いちごのヘタは食べれる？

結論から言えば、いちごのヘタは食べることができます。

実際、外国ではいちごはヘタがついたままの状態で食べることが多いです。

海外の方の視点からは、「どうして取り除くの？」と思われていることも少なくないようです。

外国の方にとって、いちごのヘタは特にクセや青臭さがない事で、そのまま食べる食文化となっているわけですね。

また、次章で情報をまとめていますが、いちごのヘタ部分には様々な栄養が含まれています。

いちごのヘタの栄養とは？

いちごのヘタにも人体に良い効果をもたらす栄養が含まれています。

代表的なものとしては、「葉緑素」と「ビタミン」が挙げられます。

葉緑素とは、緑色の色素のことで、いちごのヘタは勿論、他の緑色の植物にも含まれている成分です。

葉緑素には胃腸の回復や殺菌や脱臭効果、血中コレステロール値を下げ、血栓の予防や血圧を下げる作用があります。

次の「ビタミン」は有名ですね。

いちごはビタミンCがたっぷりと含まれていますが、ヘタの部分にもたっぷり含まれています。

ビタミンCには皮膚や粘膜の健康維持や心筋梗塞、脳卒中の予防効果があります。

そのため、独特の青臭さがあるいちごのヘタですが、食べることで人間の身体に良い効果をもたらす存在であるわけですね。

いちごのヘタには雑菌がいる？

結論から言えば、いちごのヘタには雑菌がいる可能性が高いです。

より具体的には、いちごのヘタの部分には、汚れ・土・雑菌などがついていると言われています。

これは、いちごの形状の都合でヘタ部分の洗浄が難しいことが原因だとされています。

なので、いちごのヘタをつけたまま洗うと、そのヘタのところの汚れが他の部分に付着してしまうこともあり、ヘタを取らずに洗うのに比べれば栄養分が多少多く流れてしまうことを考えても、ヘタを取った上でしっかりと洗いたいと考える方は多いかと思います。

また、ヘタごといちごを食べる場合ですが、これはいちごを食べ過ぎなければ問題ないとされています。

逆に言えば、いちごに付着している雑菌などが腹痛の原因となる可能性もあるため、ヘタごといちごを食べる際は食べ過ぎに注意をしてください。

あるいは、お弁当などにいちごを入れる場合は、雑菌の繁殖を防ぐためにヘタを取っていちごを洗うようにしましょう。

その際には、洗ったいちごは完全に水気がなくなるよう、拭き取りましょう。

いちごが濡れた状態でお弁当に詰めてしまうと、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになるからですね。