ある日突然、「足の親指などの関節が激痛におそわれる」ことがあります。
「通風」ですね。
しかし、通風は非常に有名な病気ですが、詳細についてはよくわからないことが多いかと思います。
自分の健康をまもるためにも、しっかりとした知識が必要です。
そこで今回の記事では、
- 指の関節の痛みは痛風が原因?
- 痛風の症状とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
指の関節の痛みは痛風が原因?
結論から言えば、指の関節の痛みの原因が痛風である可能性はあります。
痛風とは、体内で尿酸が過剰になり、それが関節にたまって結晶化することで炎症を引き起こして腫れや痛みを生じる病気です。
一般的に、痛風による関節炎は足の親指の付け根に現れることが多く、痛みが起きるのは一度に一ヵ所だけで複数起きることはあまりありません。
しかし、少数ながら、それ以外にも手指の関節、足首・足の甲・膝などにも症状が現れることがあります。
そのため、指の関節が異様に痛むといった症状が現れている場合、それは痛風によるものかもしれないわけですね。
また、関節の激痛は発作が起こると、足の場合は2~3日は歩けないほどの痛みが続きます。
その後、痛みは徐々に無くなっていきますが、病院で正しい診断や治療を受けずに放置していると、同じような発作が繰り返し発生し、発作を起こすたびに病態が悪化する可能性が高いです。
ですので、指の関節の痛みが明らかに異常であると感じた場合は、すぐに病院を受診するようにしてください。
ちなみに、痛風の関節炎に対する応急処置としては、以下のようなものが挙げられます。
2・患部を保冷剤などで冷やす
3・家にある痛め止めを服用する
以上です。
とは言え、これらはあくまで応急処置にすぎないため、痛みが緩和した後は必ず病院を受診するようにしましょう。
痛風の症状とは?
前章にもあるように、痛風による関節炎は有名ですが、痛風によって現れる症状はそれ以外にも存在します。
具体的には、
2・腎障害や尿路結石
3・関節の変形や、関節の折り曲げなどの動作ができなくなる
4・高血圧や糖尿病、脂質異常症などの併発
以上です。
このような症状が現れている場合は、痛風である可能性を疑った方が良いでしょう。
また、4番目にもあるように、痛風は高血圧や糖尿病などといった別の病気を併発することが多いです。
このため、痛風の症状が大人しくても、別の病気が進行していることも考えられます。
ですので、痛風の診断と同時に、病院で他の病気の検査を受けたり、医師の方に相談をすると良いかと思います。
その際には、そういった他の病気の原因や対処方法も確認しておくようにしましょう。
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指の関節の痛みに関するその他の情報
まとめ
指の関節の痛みの原因が痛風である場合は、迅速な対処が必要となります。
病院を受診して、医師の方の診断を受けてください。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。