「防水スプレー」は靴や鞄などに雨が染み込むことを防ぐことができます。
しかし、この防水スプレーをうっかり室内で使用してしまったり、吸い込んでしまった時の対処方法がよくわからないかと思います。
また、防水スプレーを吸った時の症状も気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- 防水スプレーを室内で使用してしまった時の対処方法とは?
- 防水スプレーを吸ってしまったらどうする?
- 防水スプレーを吸った時の症状とは?
これらの情報をまとめてみました。
防水スプレーを室内で使用してしまった時の対処方法とは?
防水スプレーを室内で使用してしまった時の対処方法としては、すぐに「換気を行う」ことが重要です。
そもそもの話として、防水スプレーは「屋外」で使用することを前提とした製品です。
そのため、室内で防水スプレーを使うこと事態が誤りなのですが、うっかり使ってしまった場合はすぐに換気をするようにしましょう。
室内用のような通気性が悪い場所で大量にスプレーを噴霧してしまうと、局所的にスプレーの溶剤などの濃度が高くなって吸い込む量も多くなり、健康への被害が懸念されます。
すぐに部屋の窓を開けたり、換気扇を回したりして換気を行いましょう。
また、防水スプレーの製品情報などに記載されているかと思いますが、防水スプレーには溶剤や噴射剤として可燃性成分が配合されています。
同じ屋内にあるストーブやガスコンロなど、火気の近くでスプレーを使用することは非常に危険です。
必ず製品に記載されている使用方法を守るようにしてください。
防水スプレーを吸ってしまったらどうする?
噴霧した防水スプレーを誤って吸ってしまった場合は、早めに医療機関や日本中毒情報センターにご相談ください。
以下の連絡先に電話すれば大丈夫です。
●大阪中毒110番(365? 24時間対応) TEL:072-727-2499
●つくば中毒110番(365? 9時~21時対応) TEL:029-852-9999
以上です。
また、身体に明らかな異常を感じる場合は、すぐに救急車を呼ぶなどの対処をしてください。
あるいは、病院に行ったほうが良いかどうか迷った時の相談窓口として、救急安心センター事業(♯7119)が存在します。
救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷う時に専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
逆に、症状が激しいものである場合は迷わずに救急車を呼ぶようにしましょう。
防水スプレーを吸った時の症状とは?
防水スプレーを吸った時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・吐き気、嘔吐
3・せき、呼吸困難、肺炎
4・発熱
以上です。
呼吸困難や肺炎などの中毒症状は、主にスプレーに含まれる撥水性を有する「フッ素系樹脂」や「シリコン系樹脂」を吸い込んでしまうことが原因です。
具体的には、防水スプレーの細かい粒子を多量に吸い込むと、撥水性のフッ素樹脂が肺胞に付着することになります。
その結果、肺のガス交換に支障をきたして呼吸困難や肺炎が発生すると考えられています。
そのため、万が一、防水スプレーを多量に吸い込んだ場合には、すぐに新鮮な空気がある場所に移動し、気分が回復しない時は医師の診察を受けてください。
呼吸困難などの深刻な症状が現れている場合は、迷わずに救急車を呼びましょう。
また、乳幼児やペットは身体が小さいため、スプレーによって健康被害を受けやすいため注意が必要です。
防水スプレーに関するその他の情報
防水スプレーを車のボディに使える?窓ガラスやシートは大丈夫?
防水スプレーを室内で使用してしまった時の対処方法とは?吸ってしまったら?症状は?
まとめ
防水スプレーを室内で使用してしまった時の対処方法としては、すぐに「換気を行う」ことが重要です。
そもそもの話として、防水スプレーは「屋外」で使用することを前提とした製品です。
そのため、室内で防水スプレーを使うこと事態が誤りなのですが、うっかり使ってしまった場合はすぐに換気をするようにしましょう。
室内用のような通気性が悪い場所で大量にスプレーを噴霧してしまうと、局所的にスプレーの溶剤などの濃度が高くなって吸い込む量も多くなり、健康への被害が懸念されます。
また、噴霧した防水スプレーを誤って吸ってしまった場合は、早めに医療機関や日本中毒情報センターにご相談ください。
以下の連絡先に電話すれば大丈夫です。
●大阪中毒110番(365? 24時間対応) TEL:072-727-2499
●つくば中毒110番(365? 9時~21時対応) TEL:029-852-9999
以上です。
最後に、防水スプレーを吸った時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。
2・吐き気、嘔吐
3・せき、呼吸困難、肺炎
4・発熱
以上です。