風を引いた後、熱が下がっても身体がふらふらすることがありますよね。
「風邪の症状はおおよそ治ったのに、何故こんなにふらふらするのだろう?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
熱は下がったけどふらつきが酷くて外に出れない、ということもあります。
そもそも、熱が下がったのに何故身体がふらふらするのでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 風邪でふらふらする原因とは?
- 風邪でふらふらする時の治し方について
これらのことについてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
風邪でふらふらする原因とは?
風邪の熱が下がったのに身体がふらふらする原因の1つとして考えられるのが、自律神経の機能の乱れによるものです。
自律神経とは、主に内臓などの機能調整を行っているものになります。
これが乱れると精神的、肉体的に様々な悪影響が現れます。
風邪の場合、高熱などにより自律神経がダメージを受けると、自律神経の機能に乱れが生じ身体がふらふらすることがあります。
また、体質によっては、汗をかきづらい・新陳代謝が悪いことにより、身体内部へ熱が溜まるなどのことが起こりえます。
こういった状態になると、平熱・微熱であるのに身体がふらふらしたり、倦怠感を覚えるなどの症状が起こることがあります。
最後に、風邪のウイルスが耳の奥にある内耳の前庭神経に感染した場合です。
前庭神経とは、身体が回転するなどの運動をした場合、耳石器官(じせききかん)がそれを感知します。
この感知した情報を脳へと伝えるのが前庭神経になります。
この前庭神経が風邪のウイルスによりダメージを受け、めまいや吐き気、身体がふらふらするなどの症状が現れることがあります。
風邪でふらふらする時の治し方について
前章では、風邪でふらふらする原因についてお伝えさせていただきました。
この章では、風邪でふらふらする時の治し方について、具体的な方法をお伝えさせていただきます。
風邪でふらふらする時の一番の治し方は、しっかりとした睡眠をとることです。
風邪で体調がおかしくなっている時は、とにかく寝ましょう!
しっかりとした睡眠をとると、身体に備わっているウイルスを撃退するための免疫が、その機能を十分に発揮するからです。
風邪を引いている時に、無理して起きている場合と寝て休み続けている場合では、後者の方が圧倒的に早く風邪が治りますよね。
それと同じように、風邪による身体へのダメージを回復するためには、しっかりとした睡眠が必要になるわけです。
風邪のウイルスが耳の奥にある内耳の前庭神経に感染した場合、身体がふらふらする症状は数日で治るのが一般的です。
しかし、この症状が長期間続くようであれば、耳鼻科を受診するようにしましょう。
場合によっては風邪が原因ではないことも考えられますので、注意した方が良いでしょう。
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風邪に関するその他の情報は、以下の記事にまとめています。
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まとめ
風邪で熱が下がっても身体がふらふらすると危ないですよね。
学校や会社での勉強や作業などに悪影響が出ることは十分に考えられますし、転倒するなどで怪我をすることもあるでしょう。
そうならないためにも、この記事がお役に立てれば幸いです。