「手足の冷えがつらい、とにかく寒い!」
女性の場合は冷え性が酷くなりがちで辛いですよね。
たかが冷え性と思うかもしれませんが、時には健康に大きな悪影響を与えることもあるそうです。
冷え性の改善のためには、お灸や有酸素運動などが効果的であるとされていますが、仕事などで忙しい方はそれらを行う時間が取れない場合も珍しくありません。
「冷え性はなんとかしたいけど、なかなか時間がつくれなくて……」と悩む方は意外と多いようです。
そこで今回の記事では、
- 冷え性を改善する食べ物や飲み物とは?
- 冷え性を改善する運動を紹介
- 冷え性の改善のためにお風呂を効果的に使おう
などのように、ご家庭で簡単に出来る冷え性の改善方法を書いてみました。
是非、参考にしてください。
冷え性を改善する食べ物や飲み物とは?
冷え性を改善するために大切なことは、単純に身体を温めればそれで良いというわけではなく、指先までしっかりと温める必要があることを認識することにあります。
特に、冷え性が辛い場所は指先、足先、背中などが挙げられるため、身体の末端部分を軽視する事はできません。
身体の末端部分を効率的に温めるには血行を良くする食べ物や飲み物を摂取することが効果的です。
つまり、「身体を温める」+「身体の血行を良くする」といった効果が期待できる食べ物や飲み物が望ましいわけですね。
ここではそんな冷え性を改善する食べ物や飲み物をご紹介させていただきます。
- 生姜・唐辛子・ねぎ・玉ねぎ・ニンニク
特に、生姜は冷え性を改善する代表的な食べ物として多くの方に知られているので、他のものを知らなくても生姜は知っているという方も多いのではないでしょうか?
ここで紹介しているもの全般に言えることですが、1つの品だけでなく複数の品を一緒に食べることで大きな効果が期待できます。
- ほうじ茶・ウーロン茶・紅茶・ごぼう茶・ココア
また、水分も同時に補給できるため、知らず知らずのうちに水分不足になりがちな冬場には、ありがたい存在だと言えます。
この中では、紅茶+生姜の組み合わせがおすすめです。
大した手間もかかりませんし、身体をすぐに温めてくれるでしょう。
- 水
というのも、冬場は水分の補給が疎かになりがちであるため、水分不足から身体の血行が悪くなる場合があるからです。
食事以外に補給すべき1日の水分摂取量は、おおよそ1~1.5リットルだと言われていますので、これを目安とすると良いでしょう。
また、上記にある冷え性を改善する飲み物を飲めばより高い効果が期待できます。
- 根野菜
東北などの寒い地方でよく食べられていることからも、それがよくわかります。
単品でも良いですが、鍋や豚汁などにして複数の食材をまとめて食べると良いでしょう。
以上になります。
これらの食べ物は単品ではなく、一緒に食べるようにしましょう。
味噌汁や鍋、豚汁などが冬場で美味しく食べられる料理だと思います。
冷え性を改善する運動を紹介
適度な運動やストレッチも冷え性を改善するために必要です。
しかし、改善しようにも運動になかなか時間を割くことが出来ない、という方も少なくないかと思います。
ここでは短時間で実行可能で、冷え性を改善する運動をご紹介させていただきます。
- 手首回し運動……前方にしっかりと腕を伸ばした状態で、左右別々に10回以上行いましょう。
- かかと上げ運動……立った状態で背伸びをするように行います。10回を1セットで3セット以上行いましょう。
- つま先上げ運動……立った状態でつま先の上げ下ろしをします。これも10回を1セットで3セット以上行いましょう。
- 足首回し運動……椅子に座り、足先を手で掴んで回します。左右別々に10回以上行いましょう。
運動をする上で注意していただきたいことは、運動を継続して行うことです。
例えば、一週間の内、1日だけ激しい運動をするよりも、毎日少しの運動を続ける方が冷え性の改善には効果が期待できます。
日常的に運動を行う癖をつけるようにしましょう。
また、筋肉をつけるために筋トレを行うのも良いでしょう。
なぜなら、筋肉が少ないと基礎代謝が下がり、これが慢性的な身体の熱生産量低下を引き起こすからです。
これも無理をしないように、継続して行うことが良いと思います。
冷え性の改善のためにお風呂を効果的に使おう
冷え性の改善のためにお風呂を上手く使うことも大切です。
ここでは、お風呂の入り方を工夫することにより冷え性を改善する方法をご紹介させていただきます。
- ぬる目のお湯をみぞおち辺りまで入れ、20~30分程ゆっくりとつかります。
- この時、乾燥させた蜜柑の皮を湯に入れておくと身体が湯冷めしにくくなります。
- また、お風呂から上がった後に、紅茶+生姜などの飲み物を飲むことも効果的です。
最後に、指先などの冷えが特に酷い方には手浴・足浴がおすすめです。
やり方としましては、
- 40℃ほどのお湯をバケツなど深さがある容器に入れます。
- お湯の量は、足首から手の指3本分ほど上までつかるようにしましょう。
手浴の場合は、手首から手の指2本分ほど上までつかるようにしましょう。 - これを10~20分ほど行います。
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まとめ
冷え性は本当に辛いですよね。
冷えるから動きたくない→家の中に閉じこもる→運動不足→さらに身体が冷える、などのように悪循環に陥りやすいのも怖いところです。
改善方法を1つだけ行うのではなく、複数同時に行ったほうがより効果が期待できると思います。
この記事が、冷え性の改善のお役に立てれば幸いです。