紫外線対策のために日傘やUVカットクリームを準備している方は多いかと思います。
5月頃から紫外線が増え始めるので、しっかりと準備をしておきたいですね。
しかし、紫外線から目を守るための工夫をしている方は意外と少ないように思います。
代表的なもので言えばサングラスですが、歩いている人の多くはサングラスをかけていません。
自分のイメージに合わなかったり、ファッションの組み合わせが難しいのかもしれませんね。
そこで気になるのは目薬です。
UVケア目薬なるものが販売されているので、これを使えば良いのではと考える人は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 紫外線対策のために目薬は効果があるのか?
- 紫外線対策のための目薬でおすすめは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
紫外線対策のために目薬は効果があるのか?
まず、紫外線対策のために目薬は効果があるのかについてですが、残念ながら目薬はUVカットの効果は発揮しません。
「UVカット目薬という名称を聞くけど、何故効果がないの!?」と驚く方が多いかと思います。
そもそもUVカット目薬という名称はメーカーが付けたものではなく、インターネット上で生まれた俗称・通称のようなものです。
正しくは「UVケア目薬」になります。
そのため、紫外線をカットして目を守る機能として見た場合、目薬は不適切なんですね。
紫外線対策用目薬の本来の効果は、紫外線を浴びて発生した目の炎症を鎮めるものになります。
紫外線によって充血したり、かゆみやヒリヒリする場合も目薬は効果を発揮します。
使用例としては、「スポーツなどで長時間屋外で活動した後に、紫外線による目の炎症を鎮めるために目薬を使う」といった感じですね。
もし、目に紫外線が入ることを防ぎたい場合は、紫外線対策用のサングラスを着用することをおすすめします。
こちらに紫外線対策用のサングラスについて情報をまとめた記事があります。
ぜひ、御覧ください。
紫外線対策に適したサングラスの選び方とは?注意すべき点を紹介
紫外線対策のための目薬でおすすめは?
紫外線対策のための目薬でおすすめは2種類あります。
ロートUVキュア:ロート製薬株式会社
もう一つ、有名な目薬としてノアールUVという目薬が佐藤製薬から販売されていました。
しかし、2016年7月をもって製造終了となり入手が困難・不可能となっています。
そのため、バイシンUVとロートUVキュアの2種類をご紹介させていただきます。
バイシンUV
目の充血を解消するには一番効果があるという評価があります。
即効性が高く、「すぐに目の充血を解消したい」「使用後の爽快感を実感したい」という方におすすめです。
また、紫外線による炎症は目の充血という形となって現れるため、これに高い効果があるのも嬉しいですね。
人気が高く、多くの人が使用しているため、様々な人からの評価を見ることが出来るのも特徴ですね。
ロートUVキュア
上記のバイシンUVとの違いは、アレルギー症状を緩和する成分が入っているのが大きな特徴になります。
紫外線の影響による充血などを素早く解消したいという場合よりも、長時間外出した時に使用して後日の仕事への悪影響を残さないといった感じですね。
また、血管収縮剤が使われていないことも良い点です。
血管収縮剤とは、一時的には目の充血を取り除くのですが、後に充血が悪化するという作用があります。
そのため、紫外線による炎症などを解消したい時に使用する目薬には、この血管収縮剤が使われていないものが望ましいわけですね。
※バイシン目薬は2020年に製造終了しましたが、「マイティアV」に生まれ変わって販売中です。
※後継品ではないですが、UVキュアの特長成分だった炎症を抑える硫酸亜鉛水和物が同じ濃度(0.1%)配合した目薬としては、ロートリセbがあります。
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まとめ
紫外線による目への影響は気づきにくいものです。
そのため、しっかりとした備えをして目を守るようにしましょう。
あなたの快適な生活のために、この記事がお役に立てれば幸いです。