「チャイルドシート」は、自動車に乗る子どもの命を守る重要な道具です。
そんなチャイルドシートですが、子どもが動いてチャイルドシートから抜け出してしまうことがあります。
当然、そのような状態では安全面に大きな悪影響がありますし、運転する方も気が気でないでしょう。
しかし、子どもがチャイルドシートから抜け出さないようにするための防止方法がよくわからず、悩んでしまうかと思います。
そこで今回の記事では、チャイルドシートから抜け出し防止方法でおすすめのやり方について、お伝えさせていただきます。
チャイルドシートから抜け出し防止方法でおすすめはこれ!
1・チャイルドシートに慣れさせる
チャイルドシートから抜け出し防止のために、一番重要なのが子どもにチャイルドシートに座ることを慣れさせることです。
新生児のうちからチャイルドシートを使用すると、小さな子どもが嫌がって大泣きをしてしまうと思います。
しかし、子どもをチャイルドシートから絶対に降ろさず、必ずチャイルドシートに乗せるようにしてください。
最初期の段階だと子どもが嫌がって泣くかと思いますが、慣れてくると泣く頻度が減っていきます。
自動車を利用する上で、チャイルドシートとは長い付き合いになりますので、子どもに慣れさせることで負担の軽減に繋げることが出来ます。
また、子どもをチャイルドシートから降ろす際は、必ず停車してから行ってください。
子どもをチャイルドシートに座らせず、自動車を運転してしまうと道路交通法違反になりますからね。
2・チャイルドシートが子どもに合っているかを確認する
子どもがチャイルドシートを嫌がる原因の1つが、チャイルドシートが子どもの身体に合っていない可能性です。
例えば、子どもの身体が大きくなっても最大まで背もたれを寝かせていたり、車のシート(背もたれ)に足が着いてしまうのに、後ろ向きのままチャイルドシートを設置していたりなどです。
このような状態になってしまっていると、子どもが体制の辛さから起き上がろうとして肩ベルトを外したり、車のシートに足を着けて踏ん張ってチャイルドシートから抜け出したりといったことが起こるようになります。
そのため、チャイルドシートを使用する際は、子どもの年齢や体格に合うように調整してあげましょう。
また、チャイルドシートは子どもの年齢などによってタイプがわかれているので、これを参考にすると良いでしょう。
2・幼児用……1歳~4歳頃まで使用。前向きで設置することが一般的
3・学童用……~11歳頃まで使用。子どもの体格に合わせ、ヘッドレストの位置を変えることができるモデルが多い
以上です。
3・抜け出し防止対策グッズを使う
チャイルドシートから子どもが抜け出さないようにするための防止対策グッズがあります。
こういったものを利用することで、子どもにチャイルドシートを正しく使ってもらうわけですね。
また、防止対策グッズの中には、子どもの身体をしっかり支えてくれることを可能とする製品もあります。
そのため、肩からベルトがずり落ちたり、はだけてしまったりといった事態を防ぐことにも可能となります。
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4・子どもに暇つぶしグッズを与える
子どもがチャイルドシートから抜け出す理由の1つとして、暇を持て余すことが挙げられます。
特に、小さい子どもの場合は、チャイルドシートに座り続けることが苦痛だと感じるケースが珍しくありませんからね。
そのため、子どもに暇つぶしグッズを与えて夢中にさせることによって、チャイルドシートからの抜け出しを防ぐ方法が効果的です。
例えば、「ヘッドレストモニター(DVDプレーヤー)」のように、一度設置しておけば後は大した労力が必要ないものがおすすめです。
DVDなどの映像を観ているうちに寝てくれる子どももいますしね。
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まとめ
チャイルドシートから子どもが抜け出してしまうと本当に慌ててしまいますよね。
自動車の運転中だとなおさらです。
そのような事態を防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。