天ぷら油が火災の原因になる理由はこれ!対処方法についても紹介 | ごろん小路。

天ぷら油が火災の原因になる理由はこれ!対処方法についても紹介

「天ぷら油」による火災は毎年のように発生しています。

火災は命や大量の家財を失う可能性があるため、予防策を講じておきたいですよね。

しかし、天ぷら油が火災の原因がわからないと対策は出来ません。

また、万が一、天ぷら油による火災が発生した時の対処方法を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • 天ぷら油が火災の原因になる理由はこれ!
  • 天ぷら油火災への対処方法とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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天ぷら油が火災の原因になる理由はこれ!

天ぷら油は360℃以上になると発火するため、これが火災の原因となります。

通常、揚げものに適した天ぷら油の温度は180℃前後なのですが、何らかの理由により天ぷら油が加熱され続けるとこの温度に達することがあります。

火力にもよりますが、例えば500cc(ペットボトル1本分)の油をコンロで加熱すると、3~4分程度で180℃に到達します。

さらに加熱を続けると、15~20分後には発火温度である360℃に達します。

このように、天ぷら油は非常に短い時間で発火温度まで達するので、電話や来客などがあった時にコンロの火を消さないと、てんぷら油火災が発生する可能性が非常に高くなるわけですね。

そのため、天ぷら油の発火を防ぐためには、以下の3つに注意をする必要があります。

1・火をつけたら、絶対にその場を離れない
2・火から離れる場合は、必ずコンロの火を消す
3・天ぷら油の量が少量の時は特に注意をする

以上です。

1番目と2番目はそのままですね。

3番目の「天ぷら油の量が少量の時は特に注意をする」というのは、天ぷら油の量によって発火する時間が大きく変わるからです。

例えば、天ぷら油の量が400ccだと10~15分ほどで発火しますが、2倍の800ccだと15~20分で発火するとされています。

このように、天ぷら油が少量だと発火するまでの必要時間が短縮してしまうので、ちょっと目を離しただけで火災に至る可能性があるわけですね。

天ぷら油火災への対処方法とは?

前章にもあるように、まずは天ぷら油火災が発生しないよう予防に注力すべきです。

1・火をつけたら、絶対にその場を離れない
2・火から離れる場合は、必ずコンロの火を消す
3・天ぷら油の量が少量の時は特に注意をする

以上の3つを厳守して、火災発生を防ぐよう努めるようにしましょう。

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しかし、万が一、天ぷら油火災が発生してしまった場合は、火災初期の段階で消火を行うことで火を消すことが出来る可能性があります。

ただ、正しい方法で消火を行わなければ、火傷などの被害を被ることが考えられるため、注意をする必要があります。

具体的な方法としては、主に2つのやり方が挙げられます。

1・消火器を使用する消火方法
2・濡れタオルを使用する消火方法

以上です。

1番目はわかりやすいですね。

最近では家庭用の小型消火器が販売されているので、それを使って消火活動を行います。

2番目の「濡れタオルを使用する消火方法」とは、濡れタオルを炎上している鍋に被せることで行う消火方法です。

いわゆる窒息消火と呼ばれる方法ですね。

ただ、この消火方法は正しいやり方で行わないと、火が消えた後で再度炎上する可能性があります。

下記の記事にある情報のように、適切な手順で消火作業を行ってください。

天ぷら油が炎上した時の消化方法や対処方法はこれ!

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まとめ

天ぷら油火災は本当に怖いものです。

多くの家財はもちろん、人命が失われる可能性がありますからね。

それを防ぐために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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