「車椅子」を利用していると雨の日が辛いですよね。
車椅子で移動をする時に身体が雨で濡れてしまうと、体調不良の原因となることも考えられます。
また、短距離移動ではお手軽に雨を凌ぐ方法があることが望ましいです。
そこで今回の記事では、車椅子に傘を取り付けたい時に便利な道具について、お伝えさせていただきます。
車椅子に傘を取り付けたい時に便利な道具はこれ!
1・傘ホルダー
車椅子に傘を取り付けるためのホルダーですね。
多くの場合、車椅子を押す持ち手部分に傘ホルダーを設置し、そこへ傘を固定するという形になります。
後述するものとは違い、すぐに簡単に取り外しが出来るため、ちょっとした距離を移動する時に便利です。
注意点としては、風が強い日に使用すると転倒の危険があることです。
傘ホルダーで傘を車椅子に取る付けると、傘の高さが大人の背丈よりも高くなります。
そのため、強風の影響を強く受けることになるので、車椅子に人が乗っている状態でも転倒の危険があるわけですね。
また、強風時には雨が横殴りに降り付けるが珍しくないので、車椅子に乗っている人が雨にさらされてしまうことも問題となります。
どこでもさすべえ
2・車椅子レインコート
「車椅子レインコート」とは、雨天時に車椅子に座った状態のままで着るレインコートのことです。
通常のレインコートとは違い、身体寸法・車椅子の形状などに適した製品が販売されています。
また、レインコートのデザインとして袖の有無が存在することに注意をしておきましょう。
例えば、自分で車椅子を操作する場合は、袖つけが大きく、腕を動かしていて、着くずれたり雨が入り込まないようになっています。
逆に、電動椅子のような操作に大きな動きを伴わない場合、レインコートの中で操作が可能なので袖が無い製品もあります。
そのため、車椅子を利用する人の環境に合わせて、適したレインコートを選ぶようにしましょう。
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3・車椅子アンブレラ
「車椅子アンブレラ」とは、車椅子全体を覆うようにビニールの傘を展開する製品です。
車椅子用のレインコートなどでは、顔や手などのようにレインコートから出ている部分はどうしても濡れてしまいます。
しかし、車椅子アンブレラであれば、ビニールハウスのように車椅子と利用者をすっぽり包み込むため、雨水に濡れることをぐっと抑えることが可能となります。
また、車椅子用折りたたみ傘と同じように、不要の時は車椅子に折りたたんで収納出来るので携帯性も悪くありません。
注意点としては、車椅子アンブレラの標準タイプは「背もたれ幅38~42cm」の一般的な介助用車椅子に対応していますが、それ以外の車椅子には特注品としてオーダーする必要がある点です。
そのため、あらかじめ電話相談などで現在使用している車椅子に車椅子アンブレラが取り付けられるかを確認しておくようにしましょう。
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まとめ
車椅子を利用していると雨の日が辛いですが、ここでご紹介した雨具を使えばその負担を減らすことが出来ます。
快適な車椅子生活のために、この記事がお役に立てれば幸いです。