「魚の目」が足にできた時に放置している人は多いのではないでしょうか?
魚の目の症状が軽度であれば、自然治癒しないものかと考えますよね。
逆に、どうしても魚の目を治療したい場合は、その方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 魚の目は自然治癒するのか?
- 魚の目の治療方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
魚の目は自然治癒するのか?
結論から言えば、「魚の目」が自然治癒することはまずありません。
そもそも魚の目とは、足の裏や指などにできる円形の皮膚の硬い角質の塊のことです。
魚の目という名前は、硬くなった皮膚の中央に魚の目のような芯ができることからそう呼ばれています。
そして魚の目は、外部からの刺激や圧迫によって足の裏や指の皮膚の角質が硬く厚くなっていき、皮膚の奥深くに芯ができるといった形で現れます。
例えば、足に合わない靴を無理やり長期間に渡り履き続けると、靴と足がぶつかり合い衝撃や摩擦が発生します。
これにより、その部分の皮膚が硬くなり魚の目となるわけですね。
ハイヒールのように著しく体重が偏る靴なども同様です。
こういった魚の目発生の原因は、慢性的なものであることがほとんどですので、常に皮膚が硬くなってしまう環境を改善しない限り自然治癒は望めないでしょう。
また、魚の目を治療するのであれば、その原因を特定して改善する必要があることにも注意をしておきたいところです。
魚の目発生の原因については、以下の記事に情報を記載しています。
魚の目の治療方法とは?
魚の目の治療方法には、大きく分けて2つのものがあります。
それぞれ、「病院を受診する」と「市販されている薬を使う」ことになります。
1・病院を受診する
前章では、魚の目が自然治癒する可能性は低いことについてお伝えしました。
そうであるため、魚の目を治療するためには何らかのアプローチが必要になるわけですが、素人が何かをするよりも専門家に診てもらう方が効果的である場合が多いです。
そのため、病院で皮膚科を受診して、魚の目を医師の方に診察してもらいましょう。
また、魚の目は自分で何とかしようとすると症状が悪化することも珍しくありません。
硬くなった皮膚を削るといった方法がありますが、その際に雑菌が傷口に入り込んで炎症を起こすことなどが挙げられます。
あるいは、すでに症状が重篤化している場合は、そもそも素人が治療できないことが考えられます。
ですので、まずは病院を受診することをおすすめします。
2・市販されている薬を使う
魚の目の症状が軽度のものであれば、市販されている薬を使うことで治療できる可能性があります。
魚の目の治療のための薬には様々なタイプがあり、軟膏や液体タイプ、絆創膏タイプのものがあります。
それぞれに異なる特徴があるため、自分に合った薬を選ぶと良いでしょう。
ただ、こういった市販薬の使用は、魚の目の症状が軽度の場合に限ることに注意をしておきましょう。
上記にもあるように、すでに症状が重篤化している場合は、そもそも素人が治療できないことが考えられます。
また、自分で何とかしようとすると症状が悪化することもあるため、魚の目の症状が酷い場合はすぐに病院を受診するようにしましょう。
魚の目に関するその他の情報
まとめ
魚の目が発生してしまうと自然治癒することは期待できません。
足や身体の健康のためにも早期の治療が必要になります。
そのきっかけに、この記事がお役に立てれば幸いです。