夏祭りなどで活躍した「浴衣」の季節が巡ると納める必要があります。
しかし、浴衣の正しい保管方法がわからず、どうすれば良いのか悩んでしまうことがありますよね。
大切な浴衣だからこそ、しっかりとした保管方法で収納したいところです。
そこで今回の記事では、
- 浴衣の保管方法で正しいやり方はこれ!
- 浴衣の保管方法でクローゼットやハンガーは使えるのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
浴衣の保管方法で正しいやり方はこれ!
1・浴衣を洗って綺麗にする
浴衣を着る季節が終わったら、浴衣に付いている汗や泥などの汚れを落とす必要があります。
最近の浴衣は自宅内で手洗いできるものも多いので、可能であれば自宅で洗って綺麗にしたいですね。
その際は、浴衣に付いている洗濯タグや取扱説明書などをチェックするようにしましょう。
間違った洗い方をしてしまうと、色落ちなどのトラブルの原因となることが考えられます。
また、浴衣を購入した会社のホームページなどでは、浴衣の洗い方について情報が記載されていることがあります。
必要であれば確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、自宅での手洗いができない浴衣や、付着している汚れが激しい場合は、和装クリーニングを利用した方が綺麗に汚れを落とすことができます。
2・湿気に注意をする
自宅で洗濯をしたり、クリーニングをして綺麗にした浴衣を収納する場合は湿気に注意をしておきましょう。
浴衣は湿気が非常に苦手であるため、気のある場所に置いておくとカビが生えやすく、生地が傷みやすいからです。
浴衣や着物類の収納場所と聞くと「桐たんす」が思い浮かぶ方は多いかと思いますが、これは桐が吸湿性に優れているからですね。
そのため、桐でなくとも湿気対策が十分であれば別の保管場所でも問題ありません。
その際には、注意をしておくポイントがいくつかあります。
具体的なポイントとしては、
2・「たとう紙「と呼ばれる和紙(湿気を管理してくれる和紙)に包む
3・正しい畳み方で畳んで、保管をする
4・除湿剤を使う
5・防虫剤を使う
6・除湿剤と防虫剤は1種類に統一する
以上です。
とにかく湿気対策をしっかりとするのがポイントですね。
また、除湿剤と防虫剤は1種類に統一するよう注意をしてください。
除湿剤や防虫剤はさまざまな種類のものを入れてしまうと、化学反応が起こり、浴衣に染みが付くなどのトラブルが発生する可能性があります。
浴衣の保管方法でクローゼットやハンガーは使えるのか?
浴衣を収納するのであれば桐たんすが非常に優秀ですが、湿気対策がしっかりとされていればクローゼットなどでも問題ありません。
前章にもあるように、桐の吸湿性を別のもので代用すれば大丈夫です。
ただ、ハンガーに関しては注意が必要になります。
というのも、ハンガーを使って浴衣を吊るす場合は「和服用(着物用)ハンガー」の利用が必須だからです。
洋服と浴衣のような着物は形状からして大きく異なるため、一般的に使用するハンガーでは肩などの部分の形が綺麗にならないからですね。
そのため、浴衣をハンガーにかけて吊るしたいなら、必ず和服用ハンガーを使うようにしてください。
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まとめ
大切な浴衣はしっかりとした保管方法で管理したいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。