夏のお祭りなどで「浴衣」を着る方は多いかと思います。
そんな浴衣で気になるのが汗染みですよね。
汗染みは放置してしまうと落ちなくなる危険もあるため、素早く対処したいところです。
そこで今回の記事では、浴衣の汗染みはクリーニングに出した方が良いのかについて、お伝えさせていただきます。
浴衣の汗染みはクリーニングに出した方が良い?
浴衣の汗染みはクリーニングに出すべきかどうかは、その汚れの程度によります。
例えば、浴衣の汗染みが軽度のものであれば、自宅で手洗いをすることで対処が可能かもしれません。
逆に、浴衣の汗染みが酷い場合は、素人が自力で汚れを落とすことが難しい可能性が高いです。
そういった時には、浴衣を和装クリーニングに出すことがベストでしょう。
また、浴衣を自宅で洗う場合は、その浴衣に付属している取扱説明書などを確認するようにしてください。
というのも、間違った方法で浴衣を洗ってしまうと、色落ちなどのトラブルが発生することがあるからですね。
浴衣の取扱説明書などを紛失してしまった場合は、浴衣を販売している会社のホームページなどを確認してみましょう。
会社によりますが、浴衣の洗い方に関する情報を記載していることがあるからです。
ちなみに、以下に浴衣を自分で洗う場合のやり方を記述していますが、基本的には取扱説明書などの情報を元にして作業をすることをおすすめします。
2・手洗い用の洗剤を水に溶かし、浴衣をきちんとたたんだ状態で約30分間つける
3・浴衣全体をやさしく丁寧に押し洗いする
4・衿や袖口など汚れやすいところや、染みや汚れがついているところは優しくもみ洗いをする
5・ざっと洗ったところで、軽く押して洗剤を切る
6・水を何回か換えて押し洗いをしながらすすぐ
7・浴衣をたたんだままやさしくネットに入れて、脱水機で約30秒から1分弱ほど脱水を行う
8・脱水後、形を整えて浴衣用ハンガーに干し、手でパンパンとたたいてしわを伸ばしてから陰干しをする
9・必要があれば、糊付けしたり、中温でアイロンがけをする
以上です。
浴衣をクリーニングに出す時の注意点
浴衣をクリーニングに出す場合、いくつかのポイントに注意をしておくとトラブルを減らすことができます。
具体的なポイントとしては、
2・利用する店舗の実績を確認する
3・クリーニングの料金を確認する
4・汚れの原因をクリーニング業者側へ伝える
5・クリーニング後、浴衣の状態を自分で確認しておく
以上です。
1番目の「浴衣の帯もクリーニングする」はそのままですね。
浴衣の帯は肌に直接接触することはありませんが、ホコリや泥汚れが付着することが考えられるためクリーニングに出した方が良いでしょう。
2番目と3番目は、利用するクリーニング業者の情報確認です。
業者のホームページなどがあれば、どの程度の汚れなら対応できるのか確認することができるかと思います。
もちろん、クリーニングにかかる料金も同様ですね。
おおよそ2,000円から6,000円ほどの金額が求められることが多いです。
4番目の「汚れの原因をクリーニング業者側へ伝える」というのは、クリーニング業者が汚れへの対応をしやすくするための情報です。
例えば、シミ汚れにしてもワイン・カレー・汗のように原因は様々なものがあります。
そのため、シミ汚れの原因となるものがわかれば、クリーニングをする時に業者の方が助かることがあるからです。
最後の「クリーニング後、浴衣の状態を自分で確認しておく」というのは、クリーニング店でクリーニングしてもらったとしても、染みが落ちていない可能性があるからです。
ですので、念の為、浴衣の汚れがしっかりと取り除かれていることを自分で確認するようにしましょう。
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まとめ
大切な浴衣の汚れは、しっかりと落として綺麗な状態にしておきたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。