「イラガ」は触ると激痛をもたらす害虫です。
そんなイラガですが、愛犬がうっかりイラガの幼虫を触ってしまい、毒針の被害に合うことがあります。
大事な愛犬が痛がっている姿は本当に辛いですよね。
そこで今回の記事では、犬がイラガの幼虫に刺された時の対処方法について、お伝えさせていただきます。
犬がイラガの幼虫に刺された時の対処方法はこれ!
全身が長い体毛で覆われている犬は、人間と比較するとイラガの幼虫の被害を受けにくいと言えます。
逆に、お散歩中に体毛のない肉球や鼻先などの小さな範囲が毒針の被害を受ける可能性があります。
こういった場所は小さく気が付きにくいものですから、お散歩中は飼い主さんがしっかりと犬の様子を見守ってあげましょう。
とは言え、愛犬がうっかりイラガの幼虫を踏むなどの事態は起こってしまいます。
その際は、以下の対処方法を実践すると良いでしょう。
1・噛みつき防止をする
愛犬に対して処置を施す前に、噛まれないよう予防措置を講じておきましょう。
口輪をつけるなどして噛まれない状況を作り上げれば大丈夫です。
口輪がないなら、鼻先の長い犬はそこをヒモで2~3巻きして耳の後ろで結びましょう。
犬の鼻先が短ければタオルなどを首に巻き、耳の後ろで手持ちなどにより固定すると良いでしょう。
2・毒針を取り除く
犬がイラガの幼虫を踏みつけてしまったなどの場合、患部に毒針が残ったままになることがあります。
毒針をそのまま放置してしまうと、患部が化膿して後の処置が大変になることがありますからね。
毒針の取り除き方は簡単で、ガムテープなどの粘着テープを使えば大丈夫です。
また、ガムテープなどで行う場合、紙製のテープが扱いやすいためおすすめです。
3・流水でよく洗う
犬の患部から毒針を除去できたら、次は綺麗な流水で患部をよく洗い流してあげましょう。
人間でも怪我をした際は流水で怪我部分を洗い流すように、犬の場合も同じことをします。
こうすることで、傷口からイラガの毒を洗い流すことができるからですね。
また、患部を冷やすことで痛み・かゆみを和らげるという効果も期待できます。
この方法は、イラガに限らず、他の毛虫に刺されてしまった場合にも有効です。
4・患部を消毒する
消毒液があれば、犬の患部に塗布することをおすすめします。
流水で洗い流した後なら可能性は低いですが、患部が化膿することもあるため、消毒をしておくと安心できます。
また、、消毒をした際、愛犬が患部を舐めてしまわないように気をつけてください。
注意点としては、オキシドールなど刺激の強いものを受けることで、犬が暴れだしてしまう可能性があることです。
愛犬が強く嫌がるようであれば、消毒はしないという選択肢も考えておきましょう。
5・動物病院に連れて行く
イラガの幼虫の毒針によって刺された患部の症状が中々治まらないようであれば、愛犬を動物病院へ連れて行くようにしてください。
自分だけの応急処置では心配といった場合でも、獣医の方に相談するということもできます。
あるいは、自分で愛犬への応急処置をすることが難しい時は、すぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。
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まとめ
愛犬がイラガの幼虫の毒針に刺されて痛がっている姿は心苦しいですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。