刺されると電気が走ったかのような鋭い痛みを感じる「イラガ」
公園で遊んでいたり、家庭菜園を営んでいると思わぬ激痛に驚くことがあります。
そんなイラガですが、イラガに刺された時の対処方法がわからず悩むことがありますよね。
そこで今回の記事では、イラガの幼虫に刺された時の応急処置方法について、お伝えさせていただきます。
イラガの幼虫に刺された時の応急処置方法はこれ!
1・毒針を取り除く
イラガの幼虫に刺された場合、患部にイラガの毒針が残っている可能性があります。
患部に毒針が残ったままの状態になってしまうと、症状悪化の原因となることがあるため、注意をしておきましょう。
イラガの毒針を取り除く場合は、粘着テープなどを使うと簡単に取り除くことができます。
ガムテープなどで行う場合、紙製のテープが扱いやすいためおすすめです。
2・流水でよく洗う
イラガの毒針の除去が終わったら、次は患部を流水でよく洗うようにしましょう。
一般的な怪我と同じように、傷口を洗い流すということが大切です。
こうすることで、傷口からイラガの毒を洗い流すことができるからですね。
また、患部を冷やすことで痛み・かゆみを和らげるという効果も期待できます。
この方法は、イラガに限らず、他の毛虫に刺されてしまった場合にも有効です。
3・市販薬を使う
流水で傷口をよく洗った後は、患部に市販薬を使うことをおすすめします。
市販されている薬の中では、抗ヒスタミン軟膏がおすすめですね。
基本的に、虫刺されの薬の主成分はおおよそ抗ヒスタミン剤であるので、虫刺されに対応している市販薬なら大丈夫かと思います。
ただ、虫刺されの薬にはステロイド系の製品があるのですが、ステロイドはムカデなどの強力な毒で手が腫れているときに使うものになるので間違えないように気をつけてください。
4・清潔なガーゼなどで患部を覆う
イラガの毒針による症状は、1周間以上続くこともあります。
その間、衣類との摩擦や風などの刺激でかゆみなどの症状が気になることがあるかと思います。
そういった場合は、患部を清潔なガーゼで覆って保護してあげると良いでしょう。
ただ、使用するガーゼは清潔さを維持するために、定期的に交換するように注意をしてください。
ガーゼの交換を怠ってしまうと、患部が不衛生な状態となるため、症状が悪化することが懸念されます。
5・病院を受診する
イラガの毒針による炎症などの症状が酷い場合は、病院を受診することをおすすめします。
その際は、皮膚科を受診すれば大丈夫です。
また、イラガに刺されたことを医師の方に伝えるようにしておきましょう。
おそらく、症状に対応した薬を処方されるかと思いますので、薬の用法・用量をしっかりと確認しておくようにしてください。
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まとめ
イラガの幼虫の毒針は非常に強力なものです。
症状も長引くことが珍しくないので、適切な処置をして対処したいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。