「イラガ」は刺されるととんでもない激痛を生じさせる害虫です。
そんなイラガが庭技に大量発生することがあるから恐ろしいですよね。
しかし、庭技にいるイラガをどうするのか、具体的な対処方法がわからないと困ってしまいます。
そこで今回の記事では、庭木に害虫のイラガがいる時の駆除方法について、お伝えさせていただきます。
庭木に害虫のイラガがいる時の駆除方法はこれ!
1・道具を用意する
庭木に発生したイラガを駆除するために、まずは必要な道具を用意するところから始めましょう。
最初に必要になるのはもちろん殺虫スプレーですね。
庭木の高さなどにもよりますが、噴霧距離が長い殺虫スプレーが使いやすいためおすすめです。
また、殺虫スプレーで駆除されたイラガは地面に落ちてくるため、それらを効率的に掃除をするために使い捨てができるブルーシートや新聞紙があれば便利です。
駆除作業前に、こういったものを樹木の下に敷いておけば、地面に落ちたイラガをまとめて掃除することができるからですね。
そして、作業時に着替える作業着も忘れないようにしましょう。
2・作業着に着替える
イラガの幼虫には強力な毒針が備わっています。
この毒針から自分を守るためにも、肌の露出していない作業着に必ず着替えるようにしましょう。
長袖、長ズボンのほか、帽子やゴム手袋などで徹底的な防備をして作業を行いましょう。
また、作業着に着替えた状態でも、イラガの幼虫を素手で触ることは絶対に避けましょう。
毒針がその部分に付着する可能性がありますからね。
そして、殺虫剤で駆除した後の幼虫の死骸にも注意が必要になります。
駆除後の幼虫でも、毒針はそのまま人間にとって有害なものであり続けるからです。
3・殺虫スプレーで駆除をする
イラガの幼虫がいる樹木に向かって、殺虫スプレーを噴霧しましょう。
上記にもあるように、駆除したイラガの幼虫が上から落ちてくること、樹木の背が高い場合は高所にイラガの幼虫がいる可能性を考えると、噴霧距離が長い殺虫スプレーがおすすめです。
イラガの幼虫がいる樹木の形状にもよりますが、まずは上にいるイラガへ向かって殺虫スプレーを噴霧していきましょう。
そして、徐々に下側へと噴霧する場所を移していきます。
注意点としては、殺虫スプレーを噴霧した後は、樹木には近寄らないようにすることです。
駆除されたイラガの幼虫が時間差で落ちてくる可能性があるため、頭や肩などに接触する危険があるからですね。
イラガの幼虫の数にもよりますが、1日中幼虫が木から落ち続けることもあります。
そのため、地面に落ちた大量の死骸の掃除も、後日に行う方が安全です。
4・樹木を取り除く
イラガの幼虫は毎年同じ場所に発生することが多いです。
というのも、イラガの成虫は口が退化して何も食べず、寿命も1~2週間程度しかありません。
その短い期間のなかで、産卵・孵化・成長のサイクルを繰り返すことになるので、一度イラガが発生した樹木などには、来年以降もイラガが発生する可能性が高くなるわけですね。
そのため、もしイラガの幼虫が発生している樹木が不要であれば、庭から取り除くという方法もあります。
もちろん、樹木の大きさなどによっては業者に依頼する必要があるため費用が発生しますが、毎年イラガに悩まされないようにするのであれば、こういったやり方も効果的です。
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まとめ
強力な毒針をもつイラガの幼虫が庭木に発生すると、刺されないか悩ましいですよね。
そのような状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。