「犬の糞尿」に頭を悩ませる方は多いかと思います。
自宅周辺に何処かの犬の糞があると、気分も一気に最悪になってしまいますよね。
しかし、犬の糞尿をどうすれば防ぐことが出来るのか、具体的な対策方法がわからないと対処が難しいです。
そこで今回の記事では、犬の糞尿対策について、お伝えさせていただきます。
犬の糞尿対策はこの方法で!
犬の糞尿による被害が生じる場合、その犬は飼い犬であることがほとんどです。
野良猫と違い、野良犬は日本にはほぼいませんからね。
そのため、犬の糞尿被害を解決する場合は、飼い主と飼い犬がセットであることを覚えておくと良いでしょう。
これは、飼い犬への対策で成果がない方法でも、飼い主への対策で成果を上げることが出来る可能性があるからですね。
1・犬の糞を取り除く
犬の糞がすでに自宅周辺にある場合は、まず糞を取り除いてしまいましょう。
犬の糞がアスファルトのような場所にある場合は、大量の水でしっかりと洗い流すことが効果的です。
糞の悪臭を取り除く方法としては、市販されている台所用洗剤と液体の消臭剤などを使用すると良いでしょう。
また、犬の糞を取り除く際は、マスクやゴム手袋を着用して犬の糞から身を守るようにしてください。
犬に限らず、動物の糞には人体に有害な大量の雑菌が含まれています。
乾燥した糞は砕けた際に破片が飛散する可能性が高いので、それを吸い込んだり、手に付着することがないように注意してください。
ちなみに、警察などへ相談をする場合は「犬の糞の写真」などを撮影しておくと資料として活用できます。
2・ウルフピー(動物獣忌避剤)を使う
ウルフピー(動物獣忌避剤)とは、猿・鹿・熊・猪・野犬などに効果がある動物忌避剤です。
多くの哺乳類の天敵であるオオカミの尿を使用した動物避けで、野生動物の縄張りを示すマーキングの習性を利用した忌避剤になります。
このウルフピーを犬の糞尿の被害を受けている場所へ散布することで、犬がそこへ接近することを抑止することが出来ます。
犬は自分より強い犬のマーキングを避ける習性があるからですね。
似たような方法で木酢液などを使用する方法もありますが、この方法は効果がない場合があるので注意してください。
また、実際にウルフピーを使用する場合は、製品の取扱説明書をよく確認するようにしてください。
ウルフピー(動物獣忌避剤)
3・犬の糞をマーキングする
埼玉県にある「所沢市 環境クリーン部 生活環境課」では、犬の糞の放置を抑止するために「イエローチョーク作戦」を実施しています。
イエローチョーク作戦とは、道などに放置された犬のフンの周りを黄色のチョークで囲み、見つけた日時を書き、フンを放置した飼い主が再び通った際に自主的に回収することを促し、フンの放置をなくすことを目的とした取り組みです。
所沢市のホームページでは、PDFがダウンロード可能です。
ただし、自分が現在住んでいる場所の市町村などが、こういったマーキングを推奨しているならともかく、通常時は道路などにチョークで文字を書いたりすることは違法となります。
そのため、この方法を実行する場合は、まず道路などにマーキングが可能であるかどうかを市役所などに確認するようにしてください。
4・警察や自治体に相談する
飼い犬の糞を放置することは、軽犯罪法では、以下の様な場合、罰則対象になると記されています。
犬の糞は、上記にある「その他の汚物」に該当するため、場合によっては罰則が適用される可能性があります。
また、地方自治体にもよりますが、管轄地域に対して条例で犬の飼育に関する規制を設けていることがあるようです。
そのため、こういった組織に相談すれば、犬の糞の不始末を解決するよう働きかけてもらうことが出来る可能性があります。
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まとめ
犬の糞尿による被害は本当に頭を悩ませますよね。
そんな状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。