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乾電池が火災発生の原因になる!?対策方法も紹介

「乾電池」の保管方法を誤ると火災発生の原因となることをご存知でしょうか?

全国的に乾電池やバッテリーからの発火による爆発、火災、事故が増加傾向にあります。

しかし、乾電池が何故火災の原因となるのか、具体的な情報がわからないと対策を講じにくいですよね。

そこで今回の記事では、

  • 乾電池が火災発生の原因になる!?
  • 乾電池からの火災を防ぐ保管方法や対策とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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乾電池が火災発生の原因になる!?

乾電池が火災発生の原因になる場合、プラスとマイナスの電極が接触することによるショートが挙げられます。

乾電池の電極が重なり合うと一方の乾電池が導線として働き発熱、破裂する恐れがあるからですね。

これは剥き出しのまま電池をまとめてケースや袋に入れて保管していると発生しやすいです。

実際に、2018年11月の大阪府にあるホームセンターでは、袋に入った廃棄前のボタン電池から出火することで火災が発生しています。

店内の防犯カメラには、ボタン電池から火花が飛ぶ様子も確認されたそうです。

これらのことから、乾電池やは正しく保管しないと火災発生といった重大な問題の原因となることがあるわけですね。

乾電池からの火災を防ぐ保管方法や対策とは?

乾電池からの火災を防ぐ保管方法としては、乾電池の電極を完全に覆うようテープを貼るやり方があります。

乾電池に使用するテープは、家庭にあるセロテープ・ガムテープ・ビニールテープで問題ありません。

こうすることで、乾電池同士が接触してもショートが発生することを防ぐことができます。

とくに、ボタン電池の場合は形状の都合上、袋などに一纏めにしがちですので注意をしておきましょう。

ボタン電池は全面が電極なので、乾電池をテープの中に完全に包み込むようにしましょう。


また、乾電池を導電物と一緒に保管しないことも大切です。

導電物とは、電気を通しやすい材料、つまり電気伝導率(導電率)の高い物品のことを指しています。

具体的には、ネックレス・ヘアピン・コイン・鉄や釘・自宅などの鍵といった物が挙げられます。

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こういった品物と乾電池は近くに置かないようにして、一緒に持ち運ぶことなどがないように注意をしてください。


最後に、乾電池を処分する際も注意をしておきましょう。

これは「乾電池を使い終わる」ことが「乾電池の電気がほとんどなくなる」ことではないからです。

乾電池を使う機器には最低限必要な電圧というものがあり、その電圧を下回ると機器が使えなくなるため、「電池が切れた」といって交換することになるわけですが、当然、乾電池内の電気がすべてなくなっているわけではありません。

このため、使用不能になった乾電池同士の接触で火災が発生する危険があります。

ですので、乾電池を処分する際にも注意が必要になるわけですね。

乾電池の処分方法は自治体などによって異なりますが、捨てることができる日までは溜めておくことになるかと思います。

その際、使用済み電池を箱などに一纏めにしていると火災の危険が生じるわけです。

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まとめ

乾電池は保管方法などの扱いを誤ると、火災が発生する可能性があるので注意をしておきましょう。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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