「ヒメマキムシ」は春から秋にかけて家の中で発生することがある害虫です。
そんなヒメマキムシですが、発生源がわからず駆除に困ってしまうことがあります。
家の中にいつまでも虫がいるような状態はすぐに解決したいところですよね。
そこで今回の記事では、
- ヒメマキムシの発生源とは?
- ヒメマキムシの駆除方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ヒメマキムシの発生源とは?
ヒメマキムシの発生源は「カビ」です。
ヒメマキムシはカビの胞子や菌糸を食べて繁殖する虫であるため、屋内にカビが安定して発生する場所が発生源となってしまいます。
屋内だと、例えば食品保管庫、畳や壁、植木鉢の土や水受け皿などが挙げられます。
とくに、最近の日本家屋は気密性が高い構造となっているものがほとんどで、家の中に湿度が留まりやすくなっています。
意識して換気をするなどをしないと、室内にカビが生えてしまう可能性が高いため、そのカビをエサとしてヒメマキムシが大量発生することもあります。
また、単純な湿度以外にも、エアコンなどの使用で生じる結露も問題になります。
窓際など目で見てわかりやすい場所であればまだ良いのですが、タンスなどの家具の裏側などに結露が生じると、気が付かない内にカビが大量発生することもあります。
その結果、発生源がわからない状態でヒメマキムシに対処する必要が生じることも考えられます。
そのため、ヒメマキムシが発生している状態で発生源がわからない場合は、畳や家具の裏側といった普段目に見えない場所にカビが生えている可能性に注意をしておきましょう。
ヒメマキムシの駆除方法とは?
ヒメマキムシを駆除する場合、まずはエサとなるカビを取り除くことが重要です。
前章にもあるように、ヒメマキムシはカビをエサとして繁殖していくので、カビを取り除かないと家の中から駆逐することが難しいです。
ヒメマキムシそのものの大きさが小さいこともあるため、まずは数がこれ以上増えないように掃除をすることをおすすめします。
カビは湿度が高い場所で繁殖するので、窓や扉を開けて空気を乾燥させ、カビが生えている畳などは日光にあてるなどして除湿をしていきましょう。
すでにカビが生えてしまっている場合は、可能であれば新しいものと交換したり、市販されている消毒用アルコールなどを使って、生えているカビを掃除していけば大丈夫です。
注意点としては、カビを掃除する際に掃除機を使わないことです。
カビを掃除機で吸い込むと、掃除機の排気口からカビの胞子が部屋中に飛散してしまうため、部屋全体にカビが生えるリスクが発生してしまうからですね。
そのため、カビを掃除する際は拭き掃除が基本となります。
次に、目の前にいるヒメマキムシについてですが、これは市販されている殺虫剤が駆除に効果的です。
スプレータイプやくん煙剤タイプなどを状況に応じて使い分けると良いでしょう。
とくに、くん煙剤タイプは部屋中へ薬剤を行き渡らせる製品なので、ヒメマキムシが大量発生して手に負えないような状況を打破できる可能性があります。
注意点としては、くん煙剤タイプの殺虫剤は、使用する前に使用上の注意事項をよく確認する必要があることです。
室内でペットを飼っている場合や、電子機器などがある部屋でくん煙剤を使ってしまうと、トラブルの原因となるなどの問題が生じる可能性があるからです。
そのため、製品に記載されている注意事項をチェックして、必要があれば家具などを別の部屋へ移動させるようにしてください。
最後に、大量発生したヒメマキムシを徹底的に駆除するために、駆除業者に駆除を依頼するという方法もあります。
害虫駆除の専門業者であれば、大量発生したヒメマキムシも問題なく駆除してくれることでしょう。
また、駆除業者とは別にカビに対しての掃除を掃除業者に依頼するという方法もあります。
前章にもあるように、ヒメマキムシが大量発生する原因の1つはカビです。
これを徹底的に家の中から取り除くことで、ヒメマキムシが再度大量発生することを予防するわけですね。
もちろん、業者に仕事依頼するという性質上、それなりの経費が発生することには注意をしておきましょう。
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ヒメマキムシに関するその他の情報
ヒメマキムシとはどんな害虫?どこから現れるのかや駆除方法とは?
まとめ
ヒメマキムシの発生源を特定して、効率的に駆除作業を行いたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。