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クワガタ飼育でダニの駆除方法とは?どこから現れるの?

「クワガタ」の身体にはダニがついていることが多いです。

これは飼育しているクワガタにも同じことが起こる可能性があり、クワガタの健康に悪影響を与えることが懸念されます。

しかし、ダニの駆除方法やどこから現れるのかなどの情報がないと、上手く対処できないかと思います。

そこで今回の記事では、

  • クワガタ飼育でダニの駆除方法とは?
  • クワガタに付くダニはどこから現れる?

これらの情報をまとめてみました。

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クワガタ飼育でダニの駆除方法とは?

クワガタの身体に付いているダニを落とす場合、柔らかめの歯ブラシ(使い古したもの)を使う方法が一般的です。

この歯ブラシで、クワガタの身体をブラッシングすることで、付いているダニを落としていくわけですね。

歯ブラシが使いにくいという方は、柔らかい筆やエアダスターでも大丈夫です。

エアダスターをダニ駆除に使用する場合は、ノンフロンで圧縮空気のタイプを使うとクワガタへの悪影響を最小限にすることができます。

また、ダニ掃除の際には、水道の水を少しかけながらブラッシングしてあげると効果的です。

ただ、水のかけすぎに注意をしてあげてください。


ちなみに、歯ブラシなどでのダニ除去が難しい場合は、飼育用のマットを「ダニ取りマット」に変えることがおすすめです。

ダニ取りマットとは、ダニに対する除去効果をもつマットのことです。

ダニ取りマットはクワガタにストレスを与えるものではなく、ダニ取りマットを入れた飼育ケース内で生活するだけで、クワガタの身体からダニを取り除くことができます。

そのため、歯ブラシでクワガタの身体を掃除する必要がないため、時間はかかりますがダニの確実な除去が期待できます。


次に、飼育ケース内にすでにいるダニについてです。

ダニ駆除のためには、飼育ケースを丸洗いした方が確実です。

使用していた昆虫マットに関しては、新品のものとすべて交換するようにしましょう。

また、クワガタの足場になる朽ち木などは、飼育ケースに入れる前に天日干しして乾燥させたり、煮沸消毒やレンチン消毒をしておくと、ダニの発生を大きく抑止することができます。

もちろん、すでにいるダニも駆除可能です。

クワガタに付くダニはどこから現れる?

クワガタに付くダニは、自然の中や身近なところに生息しています。

野生のクワガタがいる森や林はもちろん、人間が住んでいる街や家の中にもダニはいます。

例えば、コナダニなどは名前の通り、家の台所の粉の中で発見されることもあります。

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ですので、クワガタに付くダニは、普遍的に存在するものと考えた方が良いでしょう。


では、クワガタの身体に付くダニが、どこから飼育ケースに入ってくるかというと、これは「外部から入ってきた」ということになります。

例えば、野生のクワガタであれば、すでにその身体にダニが付いていることがあります。

また、飼育に使用する昆虫マットや朽ち木などに、すでにダニが住んでいることも考えられます。

あるいは、単純に家の中にいるダニが、飼育ケースに存在する隙間からケースの中へ入ったという可能性もあるでしょう。

とくに、クワガタを飼育する飼育ケース内には、湿度によって発生するカビ、昆虫マットやクワガタのエサとなるゼリーなどが存在するため、ダニが繁殖しやすい環境となっています。

そのため、気が付いた時には「ダニが飼育ケース内で大量発生していた」ということも十分に起こり得るわけです。

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まとめ

クワガタに付くダニは、クワガタを害する可能性は低いですが、多くのダニが全身に隙間なく付いている状態だと、呼吸穴である気門がふさがれてクワガタが窒息する危険があります。

クワガタを守るためにも、人間側の衛生管理上でも、ダニは早めに駆除・対策を講じておきたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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