「ヒメマキムシ」はカビが生えた食品や畳などから発見される害虫です。
そんなヒメマキムシですが、他の昆虫などと同様に飛ぶことができるのか、気になりますよね。
また、ヒメマキムシの発生時期についても知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ヒメマキムシは飛ぶ?
- ヒメマキムシの発生時期はいつ?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ヒメマキムシは飛ぶ?
結論から言えば、ヒメマキムシには飛ぶことができる種類と、飛べない種類のものが存在します。
一見するとカブトムシと同じような甲虫なので、飛行可能だと思いがちですが飛べないタイプも少なくありません。
また、ヒメマキムシは世界各地で約700種類、日本国内だけでも20種類以上が知られています。
そのため、目の前にいるヒメマキムシが飛べるかどうかを判別するのは手間になる可能性があります。
筆者の個人的な考えとしては、とりあえず飛べるものだとして対策や駆除作業を行った方が無難かと思います。
ちなみに、ヒメマキムシは幼虫・成虫ともにカビの胞子や菌糸を食べて繁殖する害虫です。
ですので、駆除作業を行う際には、カビを家の中から取り除くための掃除が非常に重要です。
目の前にいるヒメマキムシを駆除できても、カビというエサがある限り、またヒメマキムシが家の中で繁殖する可能性があるからですね。
また、自力での駆除が難しい場合は、駆除業者に駆除を依頼するという方法もあります。
この方法であれば、費用はかかりますが専門家による駆除が行われるため、しっかりとした対策となるでしょう。
さらに、これと同時にカビの掃除も清掃業者に依頼するというやり方もあります。
こちらはカビの範囲が広かったり、カビが取り除けない状態で手が出せないといった場合に効果的です。
注意点としては、どちらにしてもお金がかかってしまうので、依頼をする前に金額や条件などをしっかりと確認しておくようにしましょう。
ヒメマキムシの発生時期はいつ?
ヒメマキムシの発生時期は「春~秋にかけて」だとされています。
とくに、ヒメマキムシのエサとなるカビが生えやすくなる、梅雨の時期以降には注意が必要になります。
しかし、ヒメマキムシは条件さえ満たすことができれば、年中出現する可能性があることに注意をしておきましょう。
というのも、エサとなるカビがあり、温度が常に一定に保たれているような場所だと、ヒメマキムシは冬でも繁殖可能だからです。
一般的なご家庭だと想像しにくいかと思いますが、例えば、大規模な工場など室温が常に一定である環境だと年中姿を見かける害虫になります。
あるいは、家がある場所や周囲の環境などによって湿気が溜まりやすい状態となっていると、床下などにカビが慢性的に発生しやすい環境になります。
その結果、ヒメマキムシが安定して繁殖しやすい状態となり、家の中へ定期的に姿を表すといったことが考えられます。
前章にもありますが、ヒメマキムシのエサとなるカビを取り除くことが、ヒメマキムシの大量発生を予防するために重要になります。
そのため、家の風通しを良くしたり、家の周囲にある雑草や余計な荷物を取り除くなどの対策を講じることをおすすめします。
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ヒメマキムシに関するその他の情報
ヒメマキムシとはどんな害虫?どこから現れるのかや駆除方法とは?
まとめ
ヒメマキムシは直接人に害を与える虫ではありませんが、大量発生することもある不快害虫です。
快適な日常生活のためにも、適切な方法で予防・対策・駆除をしたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。