コガネムシとはどんな害虫?幼虫への対策方法とは? | ごろん小路。

コガネムシとはどんな害虫?幼虫への対策方法とは?

「コガネムシ」は害虫だとされていますが、具体的にどのような被害をもたらすのかよくわからないかと思います。

また、土の中にいるコガネムシの幼虫への対策方法も知っておきたいですよね。

そこで今回の記事では、

  • コガネムシとはどんな害虫?
  • コガネムシの幼虫への対策方法とは?

これらのことをお伝えさせていただきます。

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コガネムシとはどんな害虫?

「コガネムシ」とは、甲虫目(鞘翅目)コガネムシ科に属する昆虫で、日本では約360種もの数が確認されています。

幼虫として土の中で越冬したコガネムシは成虫になると、春の終わりから夏にかけて活発に活動します。

コガネムシは本州・四国・九州をはじめ、種類によっては北海道や沖縄、奄美など国内に広く分布しているため、基本的に日本のどこでも遭遇する可能性があります。

また、コガネムシの幼虫・成虫は、ともにカナブンと姿が非常によく似ているため、一見するとどちらがコガネムシかわからないこともあります。

しかし、無害な昆虫であるカナブンとは違い、コガネムシの最大の特徴は害虫であるという点です。

まず、コガネムシの幼虫は土の中で植物の根を食べて成長するため、植物の生育をいちじるしく害してしまいます。

場合によっては、根を食べられた植物が枯れてしまうこともあるほどです。

さらに、成虫も植物の葉をエサとして食べ、種類によっては大豆などマメ科の植物の葉・ブドウや柿・栗の葉などを食べ被害を発生させてしまいます。


ちなみに、コガネムシはカナブンと非常に姿が似ていますが、区別するための特徴がいくつかあるため、それを把握しておけば見分けることができるようになります。

まず、コガネムシとカナブンの成虫の特徴は以下のようなものが挙げられます。

コガネムシの成虫の特徴
1・身体が丸みを帯びている
2・身体の色は主に緑色で、金属のような派手な光沢がある
3・羽の付け根の形が、半円(楕円の半分)になっている
4・飛行する際にはすべての羽を広げて飛ぶ
5・植物の葉の近くで活動することが多い
6・身体の大きさは1.5cm程度
7・サクラ、ケヤキ、クヌギ、シイノキなど広葉樹の葉や、果物の樹の葉
カナブンの成虫の特徴
1・身体が四角い
2・身体の色が茶色や青、緑色など様々
3・羽の付け根の形が、綺麗な逆三角形になっている
4・飛行する際には上の羽を閉じた状態で飛ぶ
5・樹木の近くで活動することが多い
6・身体の大きさは2cm程度
7・エサは熟した果実や広葉樹の樹液

以上です。
両者にはこのような違いが存在するため、実物を調べてみればコガネムシなのか、カナブンなのかを区別することができます。

次に、コガネムシとカナブンの幼虫の特徴は以下のようなものが挙げられます。

コガネムシの幼虫の特徴
1・植物の根をエサとして食べる
2・エサとなる植物がある土の中
3・ひっくり返されても、すぐに元の状態に戻る
4・地上でも足を使って機敏に歩く
5・すぐに土の中へ戻っていく
カナブンの幼虫の特徴
1・堆肥や腐葉土をエサとして食べる
2・腐葉土の中で生活をする
3・ひっくり返されたら、亀のように四苦八苦する
4・動きがとにかく鈍くさい
5・茶褐色の微毛に覆われている

以上です。
コガネムシの幼虫は、土の上でも機敏に移動することが可能であるため、これが最も判別しやすい特徴と言えるでしょう。

逆に、カナブンの幼虫の場合は、土の上でモタモタして動きが鈍いというのが最大の特徴だと言えるでしょう。

コガネムシの幼虫への対策方法とは?

コガネムシの幼虫は普段土の中にいるため、成虫とは違い、見つけて駆除するといった方法が難しいかと思います。

そのため、以下の方法によって対策することをおすすめします。


1・マルチシートで覆う
コガネムシの成虫は、エサとなる植物の近くの地中に卵を産みつけます。

自宅で畑やガーデニングをしている場合、その植物の周囲に卵を産むわけですね。

そのため、マルチシートで地面を覆うことがコガネムシの幼虫対策となります。

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マルチシートで地面を覆うことで成虫は土の中に潜れず、コガネムシが産卵できない環境にすることができるからですね。


2・農薬を使用する
すでにコガネムシの幼虫が土の中にいる場合、手作業で取り除くことは非常に難しいです。

そこで、「浸透移行性殺虫剤」の使用がおすすめです。

「浸透移行性殺虫剤」とは、根や葉が殺虫剤を吸収し、植物全体に殺虫作用をもたらす薬剤のことです。

長期間にわたり駆除効果が持続するため、手間があまりかからないのもポイントですね。

この殺虫剤を使えば、コガネムシの幼虫が植物の根を食べると、そのまま駆除することが可能となります。


また、有機リン系殺虫剤「ダイアジノン」もコガネムシ駆除に適しています。

ダイアジノンは植物周辺の土に混ぜて使うタイプの薬剤です。

浸透移行性はなく、幼虫が触れることで駆除するタイプの殺虫剤なので、植物を育てる前の段階で土に混ぜておくと効果的でしょう。

あるいは、上記のやり方よりも劣りますが、土の上に散布して水をたっぷりかけるという方法もあります。

こちらの方法であれば、すでに植物がある場所でも使うことができます。

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まとめ

コガネムシは大切な植物を食い荒らす害虫です。

畑やガーデニングを守るためにも、積極的に対策を講じていきたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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