父の日と言えば、何となしにお父さんに感謝をする日だと思っている方が多いのではないでしょうか?
「そもそも、父の日ってどういう意味があるの? 今年はいつなのか?」という疑問に答えられる方は少ないと思います。
せっかくの父の日なのですから、きちんとその意味や由来、いつなのかを知っておきましょう。
母の日が終わり、「そろそろ父の日が近いね」と言われてドキッとするのは嫌ですものね。
そこで今回の記事では、
- 父の日はいつなのか?
- 父の日はいつから始まったのか?
- 父の日の意味や由来について
これらのことをお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
父の日はいつなのか?
父の日はいつなのかというと、「6月の第3日曜日」になります。
クリスマスなどのように、日にちが明確に決まっているわけでもありませんし、母の日のように大きく取り上げられることも少ないので、忘れやすいんですよね
。
母の日はいつなのかわかっても、父の日がいつなのかわからない人が多いのはこういったことがあるからだと思われます。
ですので、手帳などにササッとメモをしておけばうっかり忘れて慌てることもなくなります。
父の日はいつから始まったのか?
父の日が始まったのは1972年からになります。
ただし、父の日が最初に定められたのは日本ではなくアメリカです。
アメリカで定められた「父の日は6月の第3日曜日」という日付が日本にも1950年頃に伝わり、デパート商戦などの材料として宣伝され全国に認知されていきました。
特に、1981年に社団法人日本メンズファッション協会を母体とした「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」という組織が、父の日のプレゼントとしてハンカチやネクタイなどの販売という形で認知度を上げていきました。
また、アメリカや日本以外でも父の日は存在しており、中国、ロシア、ドイツ、ブラジル、オーストラリア、イギリス、フランスなど様々な国に父の日があります。
父の日は日本だけでなく、世界的に認知されている特別な日というわけですね。
父の日の意味や由来について
父の日は、アメリカ・ワシントン州に住んでいたジョン・ブルース・ドット夫人の行動が発端となっています。
彼女が幼い頃、父親がアメリカで起こった南北戦争に赴くことになりました。
その間、母親が彼女を含めた子どもたちを育て、彼女たちを守り抜きました。
父親が戦地から無事に戻ってすぐ母親は亡くなり、以後、父親は再婚をせず男手一つで子どもたちを育てたそうです。
彼女の父親は、子どもたちが成人したのを見届けた後、亡くなりました。
その後、アメリカでは1908年に母の日が制定され、それを受けジョン・ブルース・ドット夫人は翌年の1909年牧師教会にこう嘆願しました。
「母の日があるのなら、父の日もあって然るべき」「母の日のように父に感謝する日を」と。
戦後の激動の時代を、たった一人の男性が家族を支えて生きるのはとても大変だったはずです。
そんな父親の姿を見てきた彼女だからこそ言えることであると思います。
そして、父親の誕生月であ6月に礼拝をしてもらいました。
この時の日付が1909年6月19日で、第3日曜日のことでした。
彼女のこの行動がきっかけで、ワシントン州では6月の第3日曜日が「父の日」と定められたのです。
また、ジョン・ブルース・ドット夫人は亡くなった父親の墓前に白いバラを捧げたことを受け、父の日には白いバラを送ることが多くなったそうです。
日本においては、上記にも紹介した「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」が活動の一つとして「父の日黄色いリボンキャンペーン」を展開したため、黄色のイメージがあるかと思います。
父の日と言えば黄色というイメージはここから来ているわけですね。
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まとめ
父の日は母の日ほど印象が強くありませんが、大切な家族である父親への感謝を伝える大事な日です。
これをいい機会として、家族の絆を深めてみると良いでしょう。
あなたとあなたの家族に幸があることを願っています。