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顎関節症の原因はなにか?症状とは?

「顎関節症」で悩む人が増えています。

顎関節症の症状が現れるのは高齢者と思いがちですが、最近では若い人でも顎関節症になる方が多いようです。

しかし、顎関節症になる原因がわからないと対処ができませんよね。

そこで今回の記事では、

  • 顎関節症の原因はなにか?
  • 顎関節症の症状とは?

これらの情報をまとめてみました。

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顎関節症の原因はなにか?

1・歯ぎしり、食いしばり
顎関節症の原因の1つに歯ぎしりや食いしばりが挙げられます。

歯ぎしりや食いしばりをすると、顎の筋肉が硬直し、さらに顎関節に大きな負担となってしまいます。

その結果、大きく口を開くことが難しくなったり、口を開く際に顎の関節が鳴るといった症状が現れることがあります。

また、現代日本ではスマホなどの携帯端末を、長時間にわたり毎日使用する人が非常に多いです。

このスマホを使う時、画面を覗き込むようにして使うことが多いかと思いますが、この姿勢は自然と歯を噛みしめる状態となるため、顎関節症に繋がる危険があります。

もちろん、睡眠中などの無意識での歯ぎしり、食いしばりも同様です。


2・猫背などの前傾姿勢
猫背などの前傾姿勢が常態化してしまうと、頭が下を向きやすくなり、その影響で自然と歯を噛みしめる状態となります。

これは上記の歯ぎしり、食いしばりにも繋がるので、顎への負担が日常のものとなってしまうわけですね。

猫背などの前傾姿勢は仕事などで長時間続けることも珍しくないため、スマホなどを使わない人でも注意をする必要があります。

例えば、手元にある製品の検品をするような仕事だと、自然と視線が下を向くため、食いしばりが起こりやすくなります。

また、加齢によって筋肉が衰えた結果、姿勢が猫背になるといったこともあるため、今までは大丈夫でも、身体の状態によっては猫背になる可能性があります。


3・ストレス
人間はストレスを受けると、無意識の内に歯ぎしり、食いしばりを行うことがあります。

現代日本ではストレスを受ける機会が非常に多いため、この無意識の歯ぎしり、食いしばりが常態化する可能性が考えられます。

例えば、仕事などで緊張状態が続くと、その間ずっと食いしばっている状態になっていたりなどですね。

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また、ストレスによる歯ぎしりや食いしばりは睡眠時のものにも影響を与えます。

その結果、眠り浅くなりストレスが溜まるという悪循環が発生することも懸念されます。


4・かぶせ物や入れ歯が合っていない
歯のかぶせ物や入れ歯は、歯医者などで処置してもらった直後は適切な形や大きさがありますが、経年劣化により変形したり摩耗したりすることがあります。

こうなると、上下の咬み合わせが不安定になり、バランスが崩れやすくなります。

その結果、うまく噛めないために、必要以上に力を入れて噛みしめるなどの余計な動作が生まれ、それが顎関節症の原因となることがあります。

顎関節症の症状とは?

顎関節症の症状には、以下のようなものが考えられます。

1・顎関節に痛みが生じる
2・口を開く際に耳の付け根辺りで「カクッ」、「ゴリッ」といった音が鳴る
3・顎の筋肉が慢性的に疲労して、物が噛みにくい
4・会話をしていると顎が疲れる
5・口を大きく開けられない

以上です。

これらの症状が現れている場合は、顎関節症を疑った方が良いでしょう。

また、顎関節症の症状が悪化していくと、頬やこめかみなどの顎を動かす筋肉が痛んだり、めまいや偏頭痛、背中の痛みなどの症状が現れる可能性があります。

そのため、早めに病院を受診して検査を受け、適切な治療を受けることをおすすめします。

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

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まとめ

顎関節症の症状は慢性的に付きまとってくるので、ストレスが溜まる原因となってしまいます。

快適な日常生活を取り戻すために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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