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顎関節症になると音が鳴る?なにか影響がある?

「顎関節症」は口を開け締めする際に音が鳴るという話を聞くことがあります。

顎関節症は若い人の間でも症状が現れており、自分も該当するのではと気になる方は多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、

  • 顎関節症になると音が鳴る?
  • 顎関節症によって音が鳴る影響とは?

これらの情報をまとめてみました。

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顎関節症になると音が鳴る?

結論から言えば、顎関節症になると顎関節から音が鳴ることがあります。

例えば、口を大きく開けようとした際に、顎やこめかみから「カクカク」・「パキパキ」といった音が鳴る症状ですね。

まず、正常な顎関節では口を開ける動作に応じて、常に下顎頭の上に関節円板と呼ばれるクッションの役割をもつ組織が乗っていル状態となっています。

しかし、何らかの要因により関節円板が前方にずれることがあります。

こうなると、口を開ける動作を行った際に関節円板が下顎頭に引っかかり、さらにその状態の関節円板が下顎頭に乗る時に「カクカク」・「パキパキ」といった音が鳴ることになります。


また、このような顎関節症の症状が現れる原因は複数のものが存在します。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

1・強いストレスを受ける
2・猫背などの前傾姿勢
3・歯ぎしり、食いしばり
4・かぶせ物や入れ歯が合っていない
5・大口を開けたり、硬いものを噛んだ
6・左右どちらか一方でばかり噛む癖がある
7・唇や頬の内側をかむ癖がある

以上です。

注意点としては、顎関節症の原因として複数のものが同時に発生している可能性があることです。

多くの場合、上下の歯の噛み合わせの異常によるものが原因として挙げられるのですが、顎関節症の原因が1つだけではなく、複数の原因が微妙にからみあって様々な症状が現れることがあります。

そのため、顎の筋肉のマッサージや姿勢の改善などで症状が良くならない場合は、病院を受診して検査を受けることをおすすめします。

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顎関節症によって音が鳴る影響とは?

結論から言えば、顎関節症によって音が鳴る症状を放置すると、関節円盤が下顎頭などとぶつかることで骨が変形していく変形性顎関節症を引き起こす可能性があります。

前章にあるように、顎関節症によって音が鳴るのは関節円板の移動によるものなので、症状が続くと関節円盤がぶつかることが常態化してしまうことになるわけですね。

また、顎関節症の症状を放置すると、様々な悪影響が現れることが懸念されます。

具体的には、

1・頭痛、首、肩、背中の痛みの発生
2・眼精疲労
3・めまい、耳鳴り、耳がつまったような感覚がある
4・顎が安定しない、噛み合わせがうまくできない
5・歯や舌の痛みの発生
6・嚥下困難、呼吸困難

以上です。

深刻な症状になると、手術が必要になる可能性もあるため、早めに歯医者を受診して検査を受けることをおすすめします。

また、自力で症状を判断することは、結果的に重篤化を招く危険もあるため注意をしておきましょう。

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

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まとめ

顎関節症は現代日本で増えている病気の1つです。

症状が悪化しないように、歯医者を受診して検査をしておきましょう。

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