「アボカド」を調理しようと切ってみると、とても固かくて手がつけられない!
こういった事態に陥ることがあるかと思います。
アボカドは美味しい食材ですが、固いままだと扱いに困ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、
- アボカドが固い時の対処方法とは?
- アボカドを固いまま食べると腹痛になる?
これらの情報をまとめてみました。
アボカドが固い時の対処方法とは?
アボカドが固い状態である場合、電子レンジで温めることで柔らかくすることができます。
具体的な方法としては、
2・耐熱容器にアボカドを入れる
3・容器にラップをする
4・600Wで1分~2分ほど、様子を見ながら電子レンジで加熱する
以上です。
こうすることで、固いアボカドを柔らかい状態へと変えることができます。
ただ、この方法には注意するポイントがあります。
電子レンジでアボカドを柔らかい状態にすると、そのアボカドの味や食感が落ちてしまうことです。
もちろん、平気だという人もいらっしゃるかと思いますが、気になる方はディップにしたりマヨネーズと和えるなどの工夫をしておくことをおすすめします。
ちなみに、電子レンジ以外の方法では、時間がかかりますがアボカドを追熟(熟させること)させるやり方があります。
熟していない固いアボカドは、風通しの良い冷暗所に常温保存して追熟させることで柔らかい状態にすることが可能です。
個々のアボカドによって差異がありますが、一般的な追熟期間は3~5日程度となっています。
また、アボカドをバナナやリンゴと一緒の袋に入れておくと、バナナやリンゴの発するエチレンガスでアボカドが早く追熟します。
追熟の期間が、上記と同じ条件だと2日程度に短縮されるでしょう。
アボカドを固いまま食べると腹痛になる?
結論から言えば、アボカドを固いまま食べても問題はありません。
固い状態のアボカドは、前章にもあるように熟していないだけであるからですね。
トマトやバナナが青い状態で出荷されるのと同じようなものです。
では、「固いアボカドを食べると腹痛になる」という情報については、腹痛になる原因が別にあります。
まず1つ目が「アボカドの食物繊維が非常に豊富であるため」です。
アボカドは同量のごぼうと同じくらいの食物繊維を含んでおり、適量を摂取する分には胃腸の働きを改善する効果が期待でき、問題はありません。
しかし、食物繊維を摂取し過ぎると逆効果になり、その結果消化不良・腹痛を起こす可能性があるわけですね。
次にアボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂質を多く含む食べ物である点です。
良質な脂質は健康な身体を作るためには必要なものなのですが、これも過剰摂取となってしまうと胃腸への負担が大きくなります。
上記の食物繊維のこともあるため、アボカドは食べ過ぎると腹痛が起きやすいと言えるでしょう。
そのため、「アボカドを食べると腹痛が起きる」という情報が多く発信されているわけですね。
アボカドに関するその他の情報
アボカドが固い時の対処方法とは?固いまま食べると腹痛になる?
まとめ
アボカドは栄養が非常に豊富な果物ですので、柔らかくする方法を実践して美味しく食べたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。